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マイマイ新子と千年の魔法
画像表示切り替え監督: | 片渕須直 |
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出演: | 福田麻由子、水沢奈子、森迫永依、本上まなみ |
時間: | 95分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: 青い麦の海に飛び込むと、 キラキラの明日が見えるんよ。 | |
ジャンル: アニメ(日本)、ファミリー、ドラマ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年05月20日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年12月30日 | 見た回数: 1回
んー、よくも悪くも言いにくい映画。文科省選定というのがやけに納得させられる作品。
戦後ノスタルジーといえばそういう話で、田園風景での妹の迷子や、都会から来た女の子、歓楽街の大人の現実、ラストはお引っ越しと、見たことがある風景がたくさんある中で1000年前の周防の都に思いを馳せる風景は秀逸だと思う。
でもその空想はあんまりお話しに噛み込んでこない。この空想は、ただそこのあるだけで、たとえば(これはけっして悪口ではないけど)「サマーウォーズ」の野球中継のように、お話の起伏を共有するなにかでもない。
いや、もちろんそういう空想があって何か悪い訳じゃないんだけど、こうやってイッコの映画になるのだから、もっと何か起こるのかなあと思って。
「アリーテ姫」といっしょに、佐々木くんが貸してくれたので、再視聴。一回目は気づかなかったけど、清原元輔って、ああ、じゃあその子供は清少納言なのか、と。
「末の松山」が東北の方だったと思うのに対して、今回の赴任先は周防国(山口県)。でもWikipediaの清原元輔のページを見るに、かれが東北に赴任したという事実はないみたい(?)なので、「末の松山」を見て詠んだわけでなく、それは有名な木だったということなのかしら。