her/世界でひとつの彼女 Her

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監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、スカーレット・ヨハンソン
時間:126分
公開:2013年
キャッチコピー:
人生にときめく、AI(人工知能)。
声だけの君と出会って、世界が輝いた。
ジャンル:
SF恋愛

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年12月27日 | 見た回数: 1回

SFとしても恋愛ものとしてもなかなかの作品だと思うけど、たいへんエロい。性描写に寛容な柴田家でも、十月(5年生)と見ていたら、のぐちの眉がひそみ、僕も、少々オタオタしてしまいました。

映画を見た人は、性描写について、うんうんわかる、と言ってくれると思うのですが、あなたが日本人で、この映画を字幕で見たのだったら、なーんもわかってない。

サマンサ(AI)の声が、綾波レイの声なんですよ。

そりゃ色気爆弾のスカーレット・ヨハンソンもすごいとは思うのだけど。

彼女は、「うしおととら」のアニメでも「この声優すごいなあ」とおもったら、彼女だったり、ナショナルジオグラフィック監修の「ブレイクスルー」という科学番組でナレーションをしていたりで、さいきんよく会うのですが、いや、字幕で見たあなた。たいへんですよ、これ、日本語でみたらどうなるか想像つきます?

* * *

まあエロいんはさておき、いろいろと描写が面白い。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

サマンサに他人格のAIの友人ができて、なにかしらの概念をセオドアに伝えようとするために整理するとき、「ああ、ちょっと非言語でまとめるわね」とか、代理セックスだとか。

隠しテキストはここまでです。

オチも綺麗なんですよ。めでたしめでたしとは言い難いのだけど、SFらしいオチです。「ガタカ」と並んで、「将来ありそうなSF」に入れてもいいような気がします。

エイミー・アダムスもかわいいし、おすすめでもいいかも。

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