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清須会議
画像表示切り替え監督: | 三谷幸喜 |
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出演: | 役所広司、大泉洋、剛力彩芽、小日向文世、佐藤浩市 |
時間: | 138分 |
公開: | 2013年 |
キャッチコピー: これは、会議という名の戦である。 | |
ジャンル: コメディ、サスペンス、時代劇 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2015年04月30日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年02月18日 | 見た回数: 1回
途中で寝てしまった。ということを見に行った奥さんから聞かされてたんで、あんまりな作品なのかとおもいきや、なんだかんだであの時代と幕末の2大歴史舞台は映画化しても楽しいですなぁ。
大泉洋が演じてる秀吉と、役所広司演じる勝家。その地取り巻き含め何やらがとにかく【刀】をとることなくいろいろ画策しあってる様を、対照的に見せてくれてて、コメディの割に、十二分に秀吉の怖さも伝わってくるし、かつ家の盟友である長秀(小日向さん)があの決断をするところも含めて、なかなかに緊迫感もあったり、いや、面白かったですよ。はい。
戦国モノとしては斬り合ったりするわけでもないので派手さはないものの、それを求めてるわけでもないし、こーい雨騙し合いというか化かし合いとか好きですよ。
期待通りというか三谷作品らしい、オススメにはならないけど楽しめる映画でした。
一言で言うなら「秀吉、恐ろしい子!」ってとこかなぁ。
見た人誰しもいうコメントだと思うけど、役者陣が豪華ですよね。役所広司の柴田勝家なんてたいへん姿も格好いい。
でも、コメディとして楽しいかってえと、べつだん笑えるところはない。歴史劇かといえば、ヘンな力の抜け方をしていて面白く見られない。一言で言えば、中途半端な話でした。
石田さんが言う通り、史実としては面白いのだけど、僕も本能寺の変のあとの出来事としてうっすらと知っている。それをちょこちょこ味付けして盛り付けるだけなんだとしたら、時代劇のうまい監督に監督してもらったほうがずっとマシだと思います。
僕が三谷幸喜に期待しているものはぜんぜん成仏せず、いささか残念な映画でした。