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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年09月29日 | 見た回数: 1回
でべちゃんが「三谷幸喜は舞台裏の人たちにライトを当てる」といっていて、それはなるほどと思って、その言葉に食指をそそられ見てみたのだけど、ちょっと期待をしすぎちゃった。
田中邦衛さん(大工)と唐沢寿明さん(設計士)のパワーバランスがもっと拮抗しているのだと思ってたけど、そういうもんでもなく。
三谷作品なので、途中にストレスがあるのは覚悟していたのだけど、あんまりストレスもすっきり解消されない。
職人側による設計士いじめも見ててあまり気持ちがよくないが、壁にペンキをぶちまけるのもやっぱり結局どうなったのかわからず、その意図もわからず。
地鎮祭も上棟式も、滑稽にしようとしているのはわからんではないけど、なんか工夫がないように感じられる。
* * *
田中邦衛さんと唐沢寿明さんはよかったとは思う。
モダニスムの建築様式に憧れる設計士に対して、「要はあんた古いもんが好きなんだ」と、彼なりの理解をする大工さんの言葉はよかった。
出来上がった家も現代的というより、ややモダンな感じがする。そのモダンな感じと和室というのが、またおもしろいとも感じる。
奥さんは「『THE 有頂天ホテル』より安心してみてられる」とおっしゃってられましたが、ほかの作品の方が、もうちょっとしっかりしたカタルシスがあって好きでした。
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でべちゃんが「三谷幸喜は舞台裏の人たちにライトを当てる」といっていて、それはなるほどと思って、その言葉に食指をそそられ見てみたのだけど、ちょっと期待をしすぎちゃった。
田中邦衛さん(大工)と唐沢寿明さん(設計士)のパワーバランスがもっと拮抗しているのだと思ってたけど、そういうもんでもなく。
三谷作品なので、途中にストレスがあるのは覚悟していたのだけど、あんまりストレスもすっきり解消されない。
職人側による設計士いじめも見ててあまり気持ちがよくないが、壁にペンキをぶちまけるのもやっぱり結局どうなったのかわからず、その意図もわからず。
地鎮祭も上棟式も、滑稽にしようとしているのはわからんではないけど、なんか工夫がないように感じられる。
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田中邦衛さんと唐沢寿明さんはよかったとは思う。
モダニスムの建築様式に憧れる設計士に対して、「要はあんた古いもんが好きなんだ」と、彼なりの理解をする大工さんの言葉はよかった。
出来上がった家も現代的というより、ややモダンな感じがする。そのモダンな感じと和室というのが、またおもしろいとも感じる。
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奥さんは「『THE 有頂天ホテル』より安心してみてられる」とおっしゃってられましたが、ほかの作品の方が、もうちょっとしっかりしたカタルシスがあって好きでした。