妖怪人間ベム

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監督:狩山俊輔
出演:亀梨和也、杏、鈴木 福
時間:124分
公開:2012年
キャッチコピー:
これで終わる。
ジャンル:
ファンタジーテレビドラマ映画化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2013年11月14日 | 見た回数: 1回

これで終わら・・・ないじゃないか!

ような作品ですな。妖怪人間ベムって・・・。ドラマ版は娘が見ててチラチラ見てましたが、やっぱりなんでしょう?

亀梨くんいらん。

いやね、ベラやってた杏ちゃんとかなかなかに良かったりするわけで、「あら、意外にドロンジョ様な深田恭子ちゃんくらいマッチしてるじゃないの。」とか思っちゃえるわけですし、ベロやってた福くんも多少ずる賢さというかその辺がにじみ出てないものの、このへんは許容範囲だったりするわけでさー。

で、最大の問題点。ベムですよ。タイトルにもなってるベムです。これがいただけない。映画見てると、なんやらよりベムっぽい風貌の柄本明演じる敵役がいて、容貌敵にも絶対こっちなんですが、このへんはジャニーズとテレビ局の話し合いによってるのかなぁ。
まぁ、おじさんより若くてピチピチした男の子のほうが遙かにウケが良いだろうってのもわからんでもないんですがねぇ。

話自体はなんかどっかで聞いたことあるなー。という感じでつまんないのだ。全体的に予想できる安直なネタ。妖怪人間もなんとなくアンチヒーロー的な立ち位置で、これも既視感ある。
ラスボス的なキャラは劣化版の「バイオハザード」みたいだし、その戦う舞台はなんか「ターミネーター2」の工場みたい。戦ってるシーンは結構スローモーション多用で上手く動けなかったのがバレちゃうし。んー物足りん。

本当に悪い奴(人間)はというと、ん?やっつけたの?やっつけてないの?改心したの?してないの?どっちなんだい!

してーない!

ですし、結局ストーリー的にも解決したんだかしてないんだかわからんまま追われる身になり、最後にはアニメ版のように人間のために散って・・・いかんのかい。
華麗に飛び越えて逃亡していってしまいました。

相変わらずどこかで隠れて生きているらしいですんで、アニメラストの炎に巻かれる話を書かない限り何本でも量産できること請け合い。あくど・・いえ、よく考えていらっしゃる。

まー、なんだかんだで2時間ドラマでもええやん。っていう作りなので、あえて借りてまで見る必要もないんです。少なくとももうちょっと話はまとめて終わらせて欲しかったんだけどなー。
個人的にはベラを見るとかだけならいいのかねー。という感じです。

別段悪いってわけじゃないんですが評価としてはこんなもん。あ、あと「ベラのムチは痛いよ!」がなかったのはちと残念でした。
なかったよね。多分。

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