ドラゴンへの道 猛龍過江 / The Way of the Dragon
画像表示切り替え監督: | ブルース・リー |
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出演: | ブルース・リー、ノラ・ミャオ、ユニコーン・チャン、トニー・リュウ、チャック・ノリス |
時間: | 99分 |
公開: | 1975年 |
ジャンル: アクション、コメディ、恋愛、格闘技 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年01月23日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年04月02日 | 見た回数: 1回
「ローマの休日」ブルース・リー版といったらいいのかな?
舞台はローマ。の、恋愛アクションコメディ。正直ここまでコメディ色が強いとは思ってなかった。なんちゅうかジャッキーの映画みたい。
ブルース・リーなんて「燃えよドラゴン」の戦ってるときのイメージしかないからド・シリアスな沈黙シリーズ張り(シリアス?)の映画ばっかだと思ってたので違和感ありまくり。いかんせん。ジャッキーに毒された青少年時代をすごしているのでなんだかしっくりこないんですな。
でも、しばらく見てたら結構慣れてくるから不思議。微妙にブルース・リーもニコやかに対応してて可愛らしい。
田舎者が大都会に招かれていっぱい失敗したり、それでも地元の方が・・・みたいな意地を張ってみたりするクダリとかね。また、ザ、ツンデレなヒロインのノラ・ミャオもとっても可愛らしいじゃないですか。
また、なんといってもやはり目を引く格闘シーン。下っ端をあっという間に蹴散らす手・足・そしてヌンチャク。特に最後の敵、チャック・ノリス戦が抜群にかっちょいいのだ。これだけでご飯3倍いける。そもそも、チャック・ノリス自体が格闘家のイメージが薄くって申し訳なかったんですが、空手チャンピオンレベルだったんですね。
冒頭の通常な技が聞かずに叩きのめされた後、覚醒して華麗なステップでこてんぱんにするという、まさにマンガのような展開がたまりません。
正直前半、上手く乗りきれなかったのも事実ですが、それを覆すくらいに後半の食いつきが良くて自分でもびっくりでした。面白かったですよ。
2回目なんですが、わかってみるとこれはこれでコメディ路線も悪くないなぁ。とか思っちゃうんですな。当然、見どころはブルース・リーなことに変わりはない。
ケリや突きのスピード・バネとかが他の人らと一線を画してんなぁ。とか、人間とは思えない筋肉の付き方とかね。
ジャッキーとは違うんですが、ファンが居るのも納得だなぁ。