プリンセス トヨトミ

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監督:鈴木雅之
出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一、沢木ルカ
時間:119分
公開:2011年
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その日大阪が全停止した。
大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。
ジャンル:
ミステリーファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年10月22日 | 見た回数: 1回

そんなに悪くなかった。

ビッグ・フィッシュ」とかあーいう父親と息子の関係をででーんと全面に押し出されるとちと弱いのだ。で、また大阪国独立て・・・なんて魅力的・・・とか思っちゃう僕なので(ま、僕の場合は関西くらいがいいかな?程度ですが)そのテーマも魅力的。
最近「へうげもの」読んでたせいか、あのへんの時代設定と絡んでるってのもちょっと面白かった。真田。とか長宗我部。蜂須賀とかでてくるしさ。

あと、なんといっても大阪国首相のとってもかっちょいい中井貴一が見れたのは良かったかな。

ただ、抑え目のエンディングがもうちょっと何とかならんもんなんだろうか。下手にスケールをおっきくすると、往々にして邦画の場合は悲しい結末を迎えることが多いってのも分かるんですが、どうせならもっと全面的に大阪独立を推進して、僕ら(誰やねん)に夢を見せてくれても良かったんじゃないですか?と。

また、とりあえず今作の大阪に関しては、そんなに悪くはないんですが、若干作られた大阪感はあった気がするんですね。やっぱり関西人たるもの、変な関西イメージを見せられると違和感あるっちゃーあるんですがね。この辺はむずいとこかもなー。同じ作者原作の「鴨川ホルモー」とかどうなんかな?京都らしさって出てるんでしょうかね?

てなわけで、宣伝こそ大仰で、ダメダメ映画かと、思ってたんですが、それほど悪くは感じなかったかなー。
でも、つい舞台がこちらなので、なんだかんだ難癖つけちゃうんですけどね。

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