バトルシップ BATTLESHIP

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監督:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ、浅野忠信、ブルックリン・デッカー、アレキサンダー・スカルスガルド、リーアム・ニーソン
時間:130分
公開:2012年
キャッチコピー:
戦いは、海から始まる──。
ジャンル:
SFアクションゲームの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2017年09月30日 | 見た回数: 1回

宇宙を渡って地球までたどり着けるほどの技術力の割に地球の戦力とそれほど変わりがないんですよねー。実弾で倒せる。これだったらあのボールみたいなのを大量に作って半年くらいほおっといたら地球の軍事力なんてほぼ壊滅できそうなのにねぇ。

あまりにもあっさりと倒せちゃって、深みも何もなく終了しちゃうんで、絶望感とかそんなのも皆無だったし、宇宙人が何で来たのか。とかそういうのもなーんにもわからない。ただ、宇宙人が来た、なんか被害受けた。反撃、勝利、うぉ~~~!
細かいとこなんて多分どうでもよくて、とにかくタイトルのとおり船同士のバトルを見せてくれればOKというスタンスは、トランスフォーマーに通じるところがありますね。こっちのほうがより何もないけど。

あと、一個常に頭をよぎってたのが、主人公が妙に「市原隼人」くんに見えてしょうがない。彼の役どころの映画もあんな感じだしさ・・・。方がバンリメイクするならぜひ彼を採用してもらいたいなぁ。

とりあえずかっちょいい絵が見れたしそれでいいんじゃないかなぁ。特に戦艦vs宇宙戦艦の船を動かしつつの戦闘シーンはかっちょよかったですよ。ちょっと「沈黙の艦隊」とか思い出した。

面白かったかどうか聞かれるとちょい厳しいですけど、これはツッコミモードで楽しみながら見れなかった僕の落ち度です。もっとツッコミ満載で書けるはずなのにすいません。

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年10月07日 | 見た回数: 1回

日米同盟強化映画? 日本人(浅野忠信)が主役じゃないの? というくらい、主人公が非魅力的。じつは賢いけど直情径行が災いして、成功できないという人物らしいのだけど、人格的に魅力的でないし、それよりもなによりも賢さもぜんぜん発揮されない。最後にしょうもない奇策でどうにか主役らしさを発揮するけど、奇策では賢くは見えませんぜ。

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予告編を見たら、なんだか戦艦がドッカンドッカン大砲を撃っているので、なんとなく、むかし、プラモデルやペーパークラフトで戦艦をたくさん作ったなあと、ノスタルジー30%くらいで見たのです。

もちろん予告編には、あのメカメカしい異星人の乗り物も出てくるのだけど、まあ、ノスタルジーはおおむね満足……というより、人物に魅力がない分、大砲を撃つシーンしか面白くない。

でも、こういう侵略ものを、海戦からフォーカスをあてた、というのは絵としてはかなりあたりだったとは思う。

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お話というか、設定というも適当で、いいから「周期表にない元素で構成されています」とかいうの、やめたらいいのに。ただでさえ賢そうな映画でないのに、もっと頭悪そうに見えますよ。

攻めてきてもらわないといけないから、すごいスピードで地球に侵略してくるのもびっくりだけど、それだけの科学力があるのに、けっこう実弾兵器でコテンパンにやっつけられちゃうのも不思議。

生物と非生物を識別するのも何のためなのだか。

かろうじてSF側面で評価できるのは、異星人がいちおう服を着ていることくらい。

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冒頭にね、ハスブロのロゴが出てくるんですわ、で、スタッフロールでも「based on the game of battleship」みたいなことが出てくる。

ははあん、「トゥームレイダー」みたいな、テレビゲーム原作の映画化かとおもったら、あのボードゲームのいわゆる「軍艦ゲーム」のことだったんですね。なるほど。それも思い返してみるとうれしい設定なのですが、でも、全般にいまいちな映画だったなあ。

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