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the EYE 見鬼
画像表示切り替え監督: | ダニー・パン、オキサイド・パン |
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出演: | アンジェリカ・リー、ローレンス・チョウ |
時間: | 99分 |
公開: | 2003年 |
キャッチコピー: 見えたのは、せつない恐怖。 | |
ジャンル: ホラー、ドラマ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年05月14日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年08月13日 | 見た回数: 1回
怖がらせよう、というよりもしんみりさせられてしまう話。こういうお話はディティールがよいとうれしいものだが、きれいな演出と設定で結構楽しめる良作。
陰下洋子 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年08月13日 | 見た回数: 1回
女優さんのエキゾチックな顔のせいかアジア映画っぽくない印象。安っぽくなく、繊細に表現されているのもいいですね。恐怖感はあまりなく、見終わった後になにか受け継がれる魂の温かさのようなものが胸にじーんと残るお盆らしい映画でした。
先日見た「アイズ」のオリジナルです。
思ってたほどは今作も湿度は高くなかったですね。この辺はタイとかその辺の乾季の影響(なんちゅう勝手な憶測)でしょうかねー。
主役のヒロインはこちらの方がはかなげでもろさと切なさが感じられたかなぁ。
ま、リメイク版はハリウッドメジャーな女優さんだというだけで、パワフルで悪霊もなぎ倒しちゃうわけですしね。
・オリジナルは律儀に電球を外し、リメイク版は電球をぶっ壊す
・こちらはその人に同調して理解するのに対してあちらは「たすけちゃっ」た上で許してあげる(お、偉そうだ)
etc...
これは実際にストーリー自体にもいえる事なんですが、「アイズ」の方はそれこそ力技で回避しちゃうんですよね。
その辺りは「ファイナル・デスティネーション」ではないけれども決められた死は回避不能である今作の方が情緒があってよろしい。
さらにはラストの処理もまぁ諦観中のかねー。こっちの方がいい感じで終わらせてたような。
そもそも通底している生命観というか死に対する認識とか,それに対する行動、考え方、及びその結果は違うなー。としみじみ「アイズ」のアメリカーンなパワフルさを実感しました。
作品としては好みはオリジナルの方が面白く感じたし、良かったと思いますんで、評価は一個上かな。まぁ、ラストはともかく比較的忠実なリメイクだったので、あちらも悪くはないかなと。