長男（高1）が、寮から帰省してきたので、娘（19）と娘（小6）と一緒に視聴。感想は「死霊のしたたり」と同じ。

やっぱりこれこそ『五等分の花嫁』ってかんじ。

「ブライアン・ユズナは18歳未満禁止」と言っていたものの、中学3年の娘が見ようと言ってきたので、ホクホク視聴。十分楽しみました。

bride of the ... とか聞くと、「エド・ウッド」を思い出すんですよ。で、本作はエド・ウッドにニアピンの「フランケンシュタインの花嫁」なんですね。

前回のラストで死んじゃった恋人の心臓を保存しておいて、

• 失望のバレリーナの足
• ウェイトレスの腰
• 弁護士の左手
• 殺人鬼の右手
• かわいこちゃんの頭

とか使ってつぎはぎで復活させちゃう。

＊　＊　＊

指揮棒を振るのは狂気の科学者ハーバート・ウェスト。助手を務めるのは、前作に続いてダン。

ハーバート・ウェストのほうは、目的がはっきりしているので首尾一貫しているのだけど、もはやダンのほうはなんでウェストと一緒にいるのか全く意味不明。

死体のいろんな部分を拾ってきては、ナンセンスにくっつけて蘇生してみるウェストに嫌気がさしつつも、結局最後まで一緒にいる。

ウェストもダンがいないと寂しいみたいであの手この手でダンの気をひく努力をする。これが噂のボーイズラブの世界なのか？

＊　＊　＊

ところで、このマッド・サイエンティストのハーバート・ウェストは、ジェフリー・コムズという役者さんなんですが、「さまよう魂たち」のFBIのひとなんですね。なるほどー。

＊　＊　＊

前作で首だけになったけど、テレパシーでリビングデッドを操れるようになったヒル博士はコウモリの羽を装着し飛べるようになるし（これ、見ないと意味わかんないですよね）、なぜだかウェストとダンの家の横は墓場で、死体でこっそりいろいろやってたウェストの失敗作がやんややんやとでてくるしで、しっちゃかめっちゃかです。

メイキングが充実してて、みんなニコニコしながら血みどろで映画を撮ってる。

あんまりにもぐっちゃぐっちゃで罰当たりな映画なので、夫婦協議の上、子供たちは、メイキングはみてもいいけど、本編は見ちゃだめということになりました。

柴田家では、ブライアン・ユズナは18歳未満禁止です。