ホラーキャンペーンはひとやすみで、サム・ロックウェルキャンペーンの本作。

気持ちの調子が良ければ、おすすめといってもいいと思うのだけど、花粉症や、山積する仕事を前にちょっと沈みがちだったりして、乗り切れず。

＊　＊　＊

SF版「サボテン・ブラザーズ」と思ってたら、Wikipedia（ギャラクシー・クエスト）でも言及あり。しかもWikipediaによれば、なんとヒューゴー賞（ファン投票によるSF作品賞）も受賞しているとのこと。さすがファンを大事にしたつくりの映画です。とうぜんハードSFじゃないけど、起承転結も心地よく、安心してみられます。

心底嫌そうなアラン・リックマンや色気たっぷりのシガニー・ウィーバーは言うに及ばずなんですが、役者陣もいいですね。サム・ロックウェル目当てでみてたので、彼もほめたいところなんですが、端役をパロディにした端役なので、まあ、今回はこんなものかなと思います。それなりに彼の味わいもあるし。

ちょっとおもしろかったのは、トニー・シャルーブ。「13ゴースト（2001）」のおっさんやなあと思って、なんとなくまたWikipedia（トニー・シャルーブ）をみると、

トニー・シャルーブはアメリカ合衆国の俳優である。一見、普通のおじさんであるが、コメディからシリアスまで自在に演じ分ける。

「一見、普通のおじさん」って、Wikipedia、なかなかいい語彙を持ってるなと思いました。