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石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年01月28日 | 見た回数: 1回
タイトルからして「インビジブル」とかを連想してしまいますね。 さらには「インビクタス/負けざるものたち」というこれまた実話に基づくラグビー映画が存在する。が、こちらはアメフト映画です。実話に基づくのは一緒です。
ディズニー作品だけあって、最後はハッピーエンドの大成功。とわかってはいても、前半(というか、ほぼ本編通して)のストリートの閉塞感が何とも厳しい。心がやられそうになりました。とにかく出てくるみんなが救いがない。 成功をおさめるまで。実に忍耐力を試される時間が長いんですね。
前述の住んでいる町の雰囲気も不況でどんより。自分も当てにしていた職を失い、奥さんが出て行っちゃったりとさんざん。参加条件無しのトライアウトがあるとわかっても自分の年齢やらなんやらで乗り気になれない。父親も反対。 いざ最初のトライアウトに受かってからも毎日が戦争で一日一日クビを切られるかびくびくする感じや、そんな状況にも関わらず仲間から若干成功者=別世界に行ってしまったもの。という扱いを受けたり・・・。
そこからじわりじわりと成功していく(のぼっていくというよりは引っかかってる感じ)過程をじっくり見るわけですが、所々にいいシーンがちりばめられてましたね。
チームに残れることが決まって最初に呼び出した親友とのやりとり。自分のロッカールームに奥さんからの酷い手紙を読んで自分を鼓舞する所や、最後にはそれを破り捨てて・・・と言うくだりも素敵でした。 コーチのグレッグ・キニアも良かった。主人公とは別の立ち位置でこれまた苦悩する姿と彼を支える家族もね。 お父さんの存在感がこれまたいい。いい所で彼をサポートしてるんですよね。最初は「人生に期待するな」みたいな感じで言って入るものの困ってる息子を自分も厳しいながらもしっかり助けてるし、自分の一番のヒーローだ。なんてねぇ。ぐっと来るやんか。もう。
ちょっとだけみそをつけるとしたら、
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タイトルからして「インビジブル」とかを連想してしまいますね。
さらには「インビクタス/負けざるものたち」というこれまた実話に基づくラグビー映画が存在する。が、こちらはアメフト映画です。実話に基づくのは一緒です。
ディズニー作品だけあって、最後はハッピーエンドの大成功。とわかってはいても、前半(というか、ほぼ本編通して)のストリートの閉塞感が何とも厳しい。心がやられそうになりました。とにかく出てくるみんなが救いがない。
成功をおさめるまで。実に忍耐力を試される時間が長いんですね。
前述の住んでいる町の雰囲気も不況でどんより。自分も当てにしていた職を失い、奥さんが出て行っちゃったりとさんざん。参加条件無しのトライアウトがあるとわかっても自分の年齢やらなんやらで乗り気になれない。父親も反対。
いざ最初のトライアウトに受かってからも毎日が戦争で一日一日クビを切られるかびくびくする感じや、そんな状況にも関わらず仲間から若干成功者=別世界に行ってしまったもの。という扱いを受けたり・・・。
そこからじわりじわりと成功していく(のぼっていくというよりは引っかかってる感じ)過程をじっくり見るわけですが、所々にいいシーンがちりばめられてましたね。
チームに残れることが決まって最初に呼び出した親友とのやりとり。自分のロッカールームに奥さんからの酷い手紙を読んで自分を鼓舞する所や、最後にはそれを破り捨てて・・・と言うくだりも素敵でした。
コーチのグレッグ・キニアも良かった。主人公とは別の立ち位置でこれまた苦悩する姿と彼を支える家族もね。
お父さんの存在感がこれまたいい。いい所で彼をサポートしてるんですよね。最初は「人生に期待するな」みたいな感じで言って入るものの困ってる息子を自分も厳しいながらもしっかり助けてるし、自分の一番のヒーローだ。なんてねぇ。ぐっと来るやんか。もう。
ちょっとだけみそをつけるとしたら、
まぁ、メインが厳しい分、少しだけ気を許せるシーン。くらいだけなんでそれほど深いではないんですがね。
でも、どれも正直些細なことです。ハイ。まぁ、この手のスポーツ主体の映画はケチョンケチョンか、絶賛の両極端にふれやすいのも事実ですが、こちらは良い方の一本。
同様の実話ベースのネタで「オールド・ルーキー」(今作の野球版)もあれば、「インビクタス/負けざるものたち」もあるわけで、どれも「くーっ。いいねぇ。」ってなる予感はしてるし、その辺のことを考えるとちょっと安直につけすぎてるかな。とも思わなくもないんですが、評価「おすすめ」で。ダッテ良かったんだもの。