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石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年10月27日 | 見た回数: 1回
冒頭から若干「散歩する惑星」を思わせるたんたんとした空気が漂っていて、若干恐怖感も感じつつでしたが、そんな冒頭を乗り切ってしまえば、起伏はないもののほんわかとした世界が心地よく、思った以上にアタリ作品でした。
「善き人のためのソナタ」に対する今作が「アポロ13」に対する「月のひつじ」の関係と若干重なる設定。
お国柄なのかなんなのか基本的にはのどかですし、まぁ、監視してどうこうがいつの間にか心を通じ合わせちゃうところ。まさに「善き人の・・・」の毒とか緊迫感を取り除いた感じですかね。
おじいさんとおじさんという組み合わせも悪くはない。最初は拒んでまでいたおじいさんに、嫌々ながらも仕事だからというおじさんの組み合わせ。その二人が徐々に徐々に、本当にゆっくりと打ち解けていくさまをただただ映画一本分で描いたという感じでしょうかね?
最後のあのくだりもなかなかに良かったです。もうちょっとドラマチックだと良かったかも。とか思うくらい平坦で単調なお話しなんですが、悪人はいないし誰も傷つけない平和な一本でした。たまにはこーいうのもいいですな。
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冒頭から若干「散歩する惑星」を思わせるたんたんとした空気が漂っていて、若干恐怖感も感じつつでしたが、そんな冒頭を乗り切ってしまえば、起伏はないもののほんわかとした世界が心地よく、思った以上にアタリ作品でした。
「善き人のためのソナタ」に対する今作が「アポロ13」に対する「月のひつじ」の関係と若干重なる設定。
お国柄なのかなんなのか基本的にはのどかですし、まぁ、監視してどうこうがいつの間にか心を通じ合わせちゃうところ。まさに「善き人の・・・」の毒とか緊迫感を取り除いた感じですかね。
おじいさんとおじさんという組み合わせも悪くはない。最初は拒んでまでいたおじいさんに、嫌々ながらも仕事だからというおじさんの組み合わせ。その二人が徐々に徐々に、本当にゆっくりと打ち解けていくさまをただただ映画一本分で描いたという感じでしょうかね?
最後のあのくだりもなかなかに良かったです。もうちょっとドラマチックだと良かったかも。とか思うくらい平坦で単調なお話しなんですが、悪人はいないし誰も傷つけない平和な一本でした。たまにはこーいうのもいいですな。