グリーン・ホーネット The Green Hornet

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監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、トム・ウィルキンソン
時間:119分
公開:2010年
キャッチコピー:
俺たちが、悪を刺す!
ジャンル:
アクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年09月12日 | 見た回数: 1回

白人と東洋人のコンビだったら「ラッシュアワー」があるし、素人ヒーローならまだ見てないけど評判よろしい「キック・アス」がある。そんなのと比べるとちょっとマイナーな印象の今作。予告編見てもあんまし惹かれなかっだんですが、いざ見てみるとこれがそんなに悪くないじゃないか。

上海生まれのカトーさんとか、ところどころツッコミどころはあるもののそれぞれの個性と才能。相反する二人の掛け合いだったり、成長物語だったりは見れるし、今後の活躍も期待できる・・・んですが、何とも続編の話も聞かないですね。作品としてはいまいちな興行収入だったのかしら。
おもったより楽しかったけどなぁ。

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年06月30日 | 見た回数: 1回

ヒーロー・アクションで画面は派手なのに、やっぱりどこかミシェル・ゴンドリー監督らしいレトロでしっとりしたノスタルジア。うまく理由は説明できないけど、もともとヒーロー映画らしい爽快さはみじんも期待していなかったので、これはこれなりに、いい位置から正しく楽しめた気がします。

期待していたアメコミ系のロゴ「DC」とか「MARVEL」が、映画の冒頭に登場しなかったので「こりゃオリジナルかしら」とうわさをしていたんだけど、大変に古くからある人気作品なんですね。あとからウィキペディアで、その錚々たる内容に驚きました。特に映画化の項目の紆余曲折っぷりは見事。どれもこれも見てみたかった。

転載:wikipedia「グリーン・ホーネット(映画)」

90年代から映画化が幾度も計画されており、ジョージ・クルーニーやジェイソン・スコット・リーがキャスト候補に挙がっていた。
2004年夏、ケヴィン・スミス監督、脚本による『グリーン・ホーネット』が2005年に公開されることが発表され、ジェイク・ジレンホールとジェット・リーが出演すると噂された。しかしその後企画は進展せず、2006年にスミスはもう本作の製作とは何も関係がなくなったことがわかった。スミスが書いた脚本は後に自身が手掛けるコミック版に活かされることになる。
2008年6月4日、ソニー・ピクチャーズは、コロンビア映画による映画化計画が進行中であることを発表した。当初は2010年6月25日公開を予定していたが、後に数度変更が発表された。一時は製作中止の噂が流れたが、2009年9月2日に無事開始された。
ソニー・ピクチャーズは、香港のアクション・コメディ俳優のチャウ・シンチーがカトー役で出演することを発表した。当初は監督も兼任すると発表されたが、後に製作上の意見の相違のために出演のみになることがわかった。チャウ・シンチーは後にジャック・ブラックとのパロディ映画のためにカトー役も降板し、代わりに台湾のジェイ・チョウが抜擢された。また、悪役のミスターXには当初ニコラス・ケイジが予定されていたが降板し、キャスト不在のまま撮影は進んだ。2009年9月14日、代わってオーストリアのクリストフ・ヴァルツが出演することが報じられた。10月8日にはアンヴィルのカメオ出演シーンが撮影された。2010年6月21日、予告編と写真が初公開された。
北米公開日は2010年12月22日を予定していたが、3Dにコンバートする作業のために2011年1月14日に延期された。
音楽はダニー・エルフマンが手掛ける予定だったがスケジュールの都合の為に降板し、代わりにジェームズ・ニュートン・ハワードが担当した。

ヒーローにはめずらしく、主人公がヤな奴でまったく感情移入できません。まるで映画版「奥様は魔女」のウィル・フェレルのようです。わがままで自己中心的、自分の思い通りにならなきゃ社長権限を使って、相手を脅したりクビにしたり。主従関係がはっきりしている部下たちはともかく、エンジニアとしても武道家としても(バリスタとしても!)腕の立つカトーがどうして彼と添い遂げようとするのか、理解に苦しみます。強制にしても友情にしても、もう少し取っ掛かりがあると、気持ちが落ち着くんだがなあ。でも頭脳明晰、度胸もあって、腕っぷしも強いカトーが、何でも見事にこなす姿はなかなか壮観で楽しかったので良しとしますか。

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