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ヒルズ・ハブ・アイズ THE HILLS HAVE EYES
画像表示切り替え監督: | アレクサンドル・アジャ |
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出演: | キャスリーン・クインラン、アーロン・スタンフォード、エミリー・デ・レイヴァン、ビリー・ドラゴ |
時間: | 107分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: THE LUCKY ONES DIE FIRST. | |
ジャンル: ホラー、サスペンス、リメイク |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年12月22日 | 見た回数: 1回
制作はウェス・クレイヴンでこの映画自体、彼の「サランドラ」という映画のリメイクだそうです。
元の作品はまだ見てないんですが、「壁の中に誰かがいる」とか「エルム街の悪夢」とか、なんとなく彼の作品には奇形の人とかマイノリティであるとかにスポットを当てる傾向があるのかなーと思います。
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本作も「アメリカの核実験地で放射能の影響で奇形になってしまった家族が旅人をおそう」というような筋書きで、なんとなく「悪魔のいけにえ」の影響を感じさせる流れなのですが、柴田家夫婦の視聴ポイントは
【いったい誰が戦うのか?】
でした。
ホラー定番のタンクトップ美女になれそうなのは長女ですが、ややアバズレすぎ。母は強しでお母ちゃんかと思ったのですが、わりと早々にダウン。老夫婦はあり得ない……というわけで、父ちゃんと甥っ子が結構がんばるのですが、意外なキーパーソン(?)は犬でした。
けっこう犬ががんばります。
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でも、なんちゅうかそんなに「それはおもいつかなかった!」という展開は少なめで、とってもまあまあ。R18なのも冒頭の枯葉剤被害者の写真とからしくって、作品としてはちょっと眠たいかしら。あと田舎なんですよね。しかたないけど。
赤いフードの女の子とか、なんとなくウェス・クレイヴンらしい哀愁があるのですが、これはもしかしたらアジャさん本来の味なのかも。