コララインとボタンの魔女 CORALINE

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監督:ヘンリー・セリック
出演:キース・デヴィッド、ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、劇団ひとり、榮倉奈々、戸田恵子
時間:101分
公開:2010年
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扉のむこうは理想の世界。
でも気をつけて。かなえてはいけない願い事がある。
ジャンル:
ホラーファンタジーアニメ(海外)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年06月30日 | 見た回数: 1回

実のところ「ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜」をダシに楽しもうと思ってた今作なんですが、意外と伸び悩み。ダシが意外に出てくれたので、メインがかすれたという表現が妥当かどうかはわかりませんでしたが、意外に普通でしたかね。

冒頭は、わお、いい雰囲気だわ。ダークな感じでストップモーション。とか思って見始めたんですが、あまり世界に入り込めない。若干見る側のモチベーションもあったかもしれませんがね。
後半、ボタンの目に替えられそうになり始めてから話の展開がアップテンポになり、気持ち的にも盛り上がっては来たんですが、期待ほどファーーっと言うような気持ちにならなかったのはちと残念でした。いまいち他のこと(ドラゴンボールのマンガ)とかに気を取られすぎてて入り込めなかった気分です。いや、そうは言っても面白かったんですよ。

なんとなくパラレルワールドの構造が「パンズ・ラビリンス」を思い出されました。まぁあそこまで毒があったあの作品と比べると、そこまでの毒はなくハッピーエンド的にいい終わり方をするんで視聴年齢層も下がるかなと。
※「パンズ・ラビリンス」は当然ながらありえないですしね。

ただ、娘とみるなら平和でわくわくドキドキ、分かりやすくハッピーエンド。だったら前にみた「ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜」のほうが受けがいいかもなー。とかなんとか。

金 克美 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年09月19日 | 見た回数: 1回

これ、多分こっちにきてはじめてハルとみた映画やったとおもう。細かいところは忘れてしまったけど、庭が変形するところとか、パラレルワールドの怖さとか、ボタンを目にした人形が怖かったとこ(ぜんぶ怖いんやんか)が印象的でした。

これみたあとに、ハルと一緒に人形つくったもの。もちろんボタンを目にして。

という感じで、英語がぜんぜんわかんないハルも楽しめた映画でした。

ちなみに、うちの妹は、怖すぎて子どもに見せたらあかんわ、ってゆうとりました。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年09月17日 | 見た回数: 1回

何かのDVDの予告編にはいってて、「お、ヘンリー・セレックだ! ストップモーション好きとしては見なきゃ」と、ホクホク視聴。

でも、「ジャイアント・ピーチ」や「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」にくらべるとやや登場人物に感情移入しきれずに話が進んでいく。なんとなく、きむさんの「かいじゅうたちのいるところ」をみているような気分に近いものになっていく。

んー、乗り切れないなあと思っているところで、娘のギャーっという叫び声とともにホラー展開が始まる。

お、なかなかいいじゃないの。

いわゆるパラレルワールドもので、勇敢(というには、さいしょ憎たらしいが)な少女が、魔法の世界と現実の世界を行ったり来たりしながら、物語を導いていくのだけど、魔法の世界側の悪趣味さ加減が、さすがヘンリー・セレックの仕事、という感じで好印象。

でも、なんか違和感のある演出だなあと思ったら、あれなんですね。ほんとうの邦題は「コララインとボタンの魔女 *3D*」なんですね。3D演出の映える部分が、きっと違和感だったのだなーとか。

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