ロシア製「X-メン」？いや、ミュータントみたいな自然発生的なんじゃなくってどっちかというと遺伝子操作の後天的なやつやから「ハルク」みたいなもんかなー。あ、それかちょっと近いのは「ファンタスティック・フォー」や。ちゃんと覚えてないけど。

なんというかですね。微妙に既視感のあるパターンではあるんですよ。主人公たちのそれぞれの能力に関してはまー色々とあるわけですけど、その見せ方がちょっとしょぼいかしら。
医師と会話とかを操って投げつけたりする主人公。超高速で移動する事ができる変な刀もったクールガイ、透明になれる美女、クマに変身する人。クマ人間が一番パワフルではありました。
アベンジャーズのサミュエル・L・ジャクソンとか、DCのアマンダ・ウォラー的立ち位置の女性美人指揮官が存在します。その辺もにてるわな。

で、その能力を植え付けられた研究所の博士が自分らより強くなってパワフルになって・・・。世界を牛耳っちゃうぞ！って頑張ってるから、能力者たちでなんとかしてくれたまえ。って話。

でもね、もうちょっとやりようがあると思うんですけど、世界征服だとか国家転覆を目論む頭の使い方と、遺伝子操作したりする頭の使い方はちょっと違うんでしょうかね？そもそも電機機器やら何でもかんでも思いのまま操れて、何故かガソリン車みたいなのも動かせる（歳金電気機器組み込みが多いから？）となれば、そもそも占領軍みたいな部下はいらないはずなんですよ。
全部自分の能力だけで動かせるんやし。まー色々と全部が全部はやってられないという事情もあるんでしょうけどあんまり頭よくない作戦取るんだよなー。

そんな大ボス相手に一人ひとりの力じゃかなわないから、みんなのチカラを一つにして、元気玉のようなエネルギー弾で攻撃してやっつけよう。みたいな感じなんですけど、大ボスの倒し方がこれまたなんだろね。あんなんでやられていいの？たしかに人の延長線上やからあーなればやっつけられちゃうのはわかるんですけど・・・。

多分そうそう見る人も多くはないと思うけど念の為。

高速移動できるやつに関しては武器がちょっと無駄で普段の生活に支障をきたしそうだなー。ってくらいですし、岩を投げられたら痛いよなー。とか、普通に熊に襲われたらもっと大変や。とか、微妙なリアリティがあって、それも別にいらんよなー。とか思いながら見てました。

戦ってる時の演出は若干古さは感じるものの、まーそこまで悪くはないかな。けど、話の雑さとラスボスの倒し方と、そのへんの微妙さがどうしてもマイナスに働くんで評価としてはこんなもんかな。