メイズ・ランナー THE MAZE RUNNER

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監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブローディ・サングスター、ウィル・ポールター、キー・ホン・リー
時間:113分
公開:2014年
ジャンル:
SFアクションサスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2024年11月06日 | 見た回数: 1回

結構面白かったですよ。話も絵も悪くはなかったですよ。できたらもうちょっと迷路の謎を解いていくくだりとかあったら良かったんだけど、ちゃんと謎もわくわくさせてくれるし、ハラハラ・ドキドキの展開もあって観てて飽きなかったです。

が、2点ちょっと気になったとこがありました。
まず、これはまーそこまででもないというか、ティーンズ小説やし、メンバー的に選ばれた者たちっぽいからそ~言うもんだ。ということで落ち着くんだけど、3年(だっけ5年だっけ?)も男の子だけで暮らしてきて、なんとか生き延びてきたなか、急に同年代の若い女の子が送られてきて、なんでそこまで冷静におれるのかね?
別に草食系男子だとかを否定するわけじゃないんだけど、その年代の男の子なんて考えてることの8割はそっち系で、残り2割でご飯食べた里勉強してると思う(偏見過多)のに、ちょっとリアリティがねー。みたいなところ。

ただ、そっちはまだいい。下手にそんなん入れて話が別方向に行くよりはサクサク進んでくれたほうが観てて安心やしね。
が、なんつーか最後悪いボスみたいな人が自殺したか撃たれたかして死んでいて、その前のビデオレターみたいなんで事の真相を述べてたりするという、なんともどっかで観た演出だったのですが、そこはまーいいです。

問題はその後、実は生きていて、実験は続いてて・・・というところ。こめかみに1日乗りを拭き拭きして大きなことをおっしゃってるんですけど、実に学芸会っぽい。子供らがやってくるまで死んだふりしてあそこにずーっと倒れてたと思うとちょっと笑えちゃう。だいたい、死後何日想定やねんとか考えだしたらおかしさ倍増なんですけど、他の人らはちゃんと死んで(殺されて)て、博士だけが生き延びたまま死んだふり・・・あかん。それでもちょっと面白い。子供らが去った後「おつかれさまでしたー。ぱちぱちぱちぱち」みたいな事が起こったんじゃないかなー。

ということで、大事なとこで一気に学芸会ののりになっちゃったので一個評価さがる感じですが、概ね高評価。
バイオハザード」(ミラ・ジョヴォビッチ版)みたいやなー。とか、前に見た「ハンガーゲーム」と同じ匂いだなー。とかは思ったし、あと「約束のネバーランド」だっけか。他にも迷路とか色々あんのかねー。みたいなのも思い出さされましたが続編も気になる感じなので、とりあえずこんな感じで。続編次第で評価上がるかなー。

※2作目比較で一個評価上がるの巻

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