記憶をたどるってゆってただけに、若干「インセプション」を想像しつつ見てたんですが、んー。前知識なく見てたほうが良かったかな？
過去を遡るとかその情報を得るという点では確かに記憶に潜入するってのは有用で。ビジネスになるってのもわかる反面、もうちょっとなんかしらひねりというかが欲しかったかなー。
それこそ「テネット」くらい複雑で何回も見直さな（そして何回見直しても）わからんくらいになると、もっかい見てみよう。とかあそこどうなんだ？とか思ったりするんですけど、今作に関してはそこまでではないかなー。

悪くはないんですよ。記憶を映し出すスクリーンが見事だったり、ラストのメッセージの使い方とかキレイでうまいことやってるなー。とか思ったりもするしね。あと、ヒュー・ジャックマンのもう一つの道を選んだ相棒のキャラはとっても良かったように思いますしね。お酒好きのいいキャラでした。

ただ、たとえばスクリーン要る？道案内人がそれを見れるなりするだけでいいんじゃなかろうか？とか、水に沈みゆく世界設定がなんの役に立ってるんだろう？とか微妙にスッキリしないとこもありまー普通かなー。という感じでした。話もキレイにまとまっているし、美しいラブストーリー。ハッピーエンドなのかどうか。という点もなくもないけど文句はない。

どうもこの手の作品。よっぽど複雑に絡み合って伏線回収やらなんやらが混じってないと今一歩物足りなく感ちゃうのは普段見てる映画が悪いんかなー？