改めて見てみたんですが、基本一回目と感想は一緒です。超能力やり過ぎ感はまーしょうがないかなー。できたら1作目のマックス値を薬なしで常時発動できる。位で止めてくれたら良かったんやけどね。

あと、それに一番能力的に近い組織の工作員の二人がやっぱりついつい応援しちゃうんだわなー。輩エンドロール後のあれはちょっと良かった。多分数年後だと思うんだけど（まだ作り始めてないっぽいし）早く続編というか完結編見たいところです。

前作ラストの姉＝今回の主人公？※

ということで続編です。3部作の2作目。ってのが引っかかるとこですが、そのへんは公開を楽しみにしつつ見ちゃおうか。という流れです。「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」もそーでしたしね。

主人公変わるのはちょっと残念。前作のあの子がガシガシと一人で圧倒的に悪そうなやつをなぎ倒していってほしかったんだけどなー。という願望もあるわけですよ。やっぱ主人公たるもの、マッコールさんとかジョン・ウィックさんとかジェイソン・ボーンさんとかさ。思い起こせばほれ、悪くはないんだけど「ボーン・レガシー」のマット・デイモンがいなかった悲しさよ。

あと、なんというか、サイキックバトルが全面に出過ぎてて、前作でギリ許せるなー。という範疇を超えてきちゃってるのが残念かなー。　いや、派手だしこれはこれで楽しいんだけど、ちょっと現実離れしすぎてるというかなんというか。こーいうのってなんかよく感じるんですよね。続編にありがち。といってしまえばそれまでなんやけど、特殊能力とかあるとついついそれを出し過ぎちゃうのかなー。

ただし、そのあたりの微妙なもやもや感というかはさておき、よくできてはいる。アクションシーンとか色々吹っ飛び方やらのワイヤーアクションは過剰気味やけど、ちゃんと動いてもいるしそこまで極端な違和感も感じないしね。謎の組織同士の絡み合いとか、前作の主人公のどうこうだとか、ぐっと3作目も楽しみになっているので作品としては（単独で見るのはおすすめしないけど）続編の中では成功な部類じゃないかしら。

自分も気づいていない能力（なのかな？ちょっと前作だと判って隠してとぼけてた）と使いこなせる能力者になったときのギャップという点では、今回はもともと使いこなせる超人なので物足りなさは感じるけど、世間から隔絶された世界で育ってたこともあって食いしん坊でいろんなものが目新しい。という感じ（最近でいうとこの「ワンダーウーマン」みたいなもん？）はそれはそれで悪くなかったと思う。

ということで、前作の衝撃と感動からするとちょっと物足りなさもあるんだけど、作品の出来も次作への期待感も持たせてくれたし、楽しめました。
ちょくちょく頭の中での繋がりがおかしいとこあったしもっかいくらい見直してみてもいいなー。

※ちなみに、前作ラストの姉と今作の主人公別物でした。
近いといえば親方たりするんだろうけど多分3作目で解明されるか、姉の存在を消されるかのどっちかでしょう。