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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2024年02月02日 | 見た回数: 1回
ぼくは、これは統合失調症の風景を切り取った映画だと感じたのだけど、どうだろうか。
主人公の少女——18歳くらいなのかな——は、人に見えないものが見える。これだけ言うと、「シックス・センス」かな、という感じだけれど、この「人に見えないものが見える」ことが、ほかのひとにどのように見えるか、そして見えてしまう自分は、他の人とどのような関係になっていくのかがよく描かれているように見えました。
はじまって30分くらいは、これ、ほんとうにホラーになるのかな、という調子で、ほどよい60年代音楽と都会で苦労しつつも、まあ、なんとかやっていく女の子の話が展開されるのだけど、徐々にBGMはそのまま60年代なのに、しっかりホラー調子になっていくのは、なかなか珍しい手法だなと感じました。
どんでん返し、というほどのものでもないんだけど、ラストスパートもよかったかな。
上の娘二人と見ましたが、それぞれ楽しんだようです。
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ぼくは、これは統合失調症の風景を切り取った映画だと感じたのだけど、どうだろうか。
主人公の少女——18歳くらいなのかな——は、人に見えないものが見える。これだけ言うと、「シックス・センス」かな、という感じだけれど、この「人に見えないものが見える」ことが、ほかのひとにどのように見えるか、そして見えてしまう自分は、他の人とどのような関係になっていくのかがよく描かれているように見えました。
はじまって30分くらいは、これ、ほんとうにホラーになるのかな、という調子で、ほどよい60年代音楽と都会で苦労しつつも、まあ、なんとかやっていく女の子の話が展開されるのだけど、徐々にBGMはそのまま60年代なのに、しっかりホラー調子になっていくのは、なかなか珍しい手法だなと感じました。
どんでん返し、というほどのものでもないんだけど、ラストスパートもよかったかな。
上の娘二人と見ましたが、それぞれ楽しんだようです。