カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest

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監督:ミロス・フォアマン
出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、マイケル・ベリーマン、ブラッド・ドゥーリフ、クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート
時間:133分
公開:1975年
ジャンル:
ドラマ

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2023年11月18日 | 見た回数: 3回

長女(19)がみたいと言うので視聴。娘はX(旧Twitter)で褒めている人がいたので、みたいということで、まあ、映画を見るきっかけがあるというのはいいものだなと思いました。くわえて、そろそろいろいろわかってきたのでは、ということで六年生の次女も参加。ぼくが見るのは3回目かしら。3人での視聴でした。

大学生の頃見たときには、秩序(病院)と混沌(マクマーフィ)みたいなの格好いいなと思っていた記憶があるのだけど、娘たちに、「この大きな人(チーフ)は、なんでこの病院にいるの?」と尋ねられ、なるほど。あまり考えたことがないけど、「社会的マイノリティだからいる」というのはいかにも変な回答な気がして、うまく答えられませんでした。

狂気と正気は社会的な数の多寡できまるのかどうか、チーフはインディアン(ネイティブ・アメリカン)で、しかも聾唖を偽装しています。偽装までしてここにいるのは、社会から隠れているのかなと思いまして、そのように回答をしたところ、視聴後、「カッコーの巣の上で」というタイトルの意味を調べていた長女が「原作小説ではチーフが主人公なんだって」といい、ああなるほど、と。

「なるほど」なんてわかったふりをした言葉を使って、なにがわかったかってえと、なぜチーフがマクマーフィの振る舞いに心を動かされて、最終的にマクマーフィのしようとした方法で脱走するのかが、繋がったというくらいなんですが、なんとなくそこら辺の含めてぼんやりしばらく考えてみようかなと思います。

ちなみにやっぱり相当古い映画なんで、けっこう時間の取り方は眠いんですが、娘二人はそんなふうに感じることもなく楽しんだ様子でした。

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