奇しくもプライムビデオの配信終了を潰してったら3作ガイ・リッチーが並んじゃったという偶然。「ジェントルメン」のギャングも「コードネームU.N.C.L.E」のスパイも楽しめたので期待半分。でも、テーマがテーマやからなー。という不安感もありつつという視聴でした。

まー悪くはないんだけど、ちょっとエクスカリバーに頼り過ぎというかなんというかで、ゲームかっていうくらい強くなってなぎ倒していかれるとあいつが本気出したら他のやついらなくね？という「ジャスティス・リーグ」のスーパーマンみたいになっちゃうのでそこが悩ましい。

魔法の力も程よく緩めで（強いけど）この手の映画としてはいい感じにまとまっちゃいるんだけど、どうかなー。らしさで行くともう一個前の「キング・アーサー」のほうがそれっぽいだろうか。

魔女は魅力的だし、ジョージと呼ばれる東洋系の格闘家はかっちょいい。ジュード・ロウの悪役っぷりも板についててよかったんです。
ただ、あくまでエクスカリバーのアーサー王だけが目立っていて、あんまり戦ってる印象がないのは惜しいなー。他のキャラもいたはずなんだけど名前が一致するほど印象に残らないってのが一番の残念ポイント。最後に、お前ランスロットやったんか。とか、ん？パーシバルってお前なん。というこた合わせがちょっとあるんだけどね。ま、続編出てくれりゃ見ると思うんですけど（キャラが確定してそれぞれドタバタ戦ってくれると思うし）多分作られないんじゃないかなー。