ちょっと気になってたところをおさらいがてら見直してみた。

前の感想で書いた唐突な犯人の特定については、食堂での挙動とかそのへん？改めて見直すとたしかにわからんではない（わからないのは僕のせい）んだけど、やっぱりちょっと説明不足な感じもしたかなー。

ただ、それをふまえてもなんだったら２作目より良かったなー。沈黙の意図もよくわかったし2回めのほうが（たとえセガールが出てこなかったとしても・・・どっかにいた？？）より深く入れた気がします。
また、これは娘を持つ父親はたまらんのです。事件の真相究明とかそーいうことじゃなくってね。冒頭もエンドロールで振り返りとか見せられてるシーンなんかもついつい持ってかれそうになりますって。あんなキラキラした未来が待ってるはずの・・・むにゃむにゃ。え～い、評価上げたれ。

一作目、二作目となかなかに高評価が続いてるシリーズ。どちらの作品も切ない終わりなんですけどね。
あと、湯川先生も事件の真相にたどり着きはするもののそこまで活躍する印象はなく、あくまで第三者的な立ち位置。

さて三作目。結構冒頭からキツイ。娘が被害者とかやめてや。と、言いたくなるよねー。あと、以前の事件との絡みで北村一輝が濃ゆくて重い。家族の思いもズーンと伝わってくる。特にずんの飯尾さんのお父さんっぷりがひしひし泣けるなー。

ちょっと思ったのは殺人事件の真相解明で湯川先生も前のめりで解明に取り掛かるんですけど、意外とシンプル？いや、それを言うなら悲しいながらも２作目だって。と思わなくもないんだけど焦点はそこじゃなく、誰がどうやったか。なぜそうしたか。とかなのであんまり突っ込むとこじゃないのかな。
あと、唐突に犯人と思しき人物にたどり着くんだけど、その過程がなんかわからなかった。いや、声が聞こえた、云々は言ってたけど、じゃーなんで〇〇さんだって決めつけられたの？そのへんがなんとなく端折られてる？とか思っちゃった。

とはいえ、１作目のデキが良すぎるんで比べちゃうとあれですが２作目３作目ともに安定の出来でした。満足満足。