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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2017年04月23日 | 見た回数: 1回
元軍人の全盲視覚障害者が大金を持っているという噂を聞きつけたコソ泥三人が、返り討ちにあうはなし。
なかなかうまいバランスで作られていて、いや、障害者を悪者にするのって、よっぽどうまくやらないと見ている人に不快感が残ってしまうことが多いので、映画ではトライする人が少ないんですよね(未見だけど、「おそいひと」は、うまくやっているのでしょうか)。
ひどい目にあうのはコソ泥なので、そこはクリアされているんですわ。見ている人たちは、ここには不快感を持たない。でも、コソ泥が抵抗する要素も必要なので、コソ泥にも三分の理があるという描写はあるのです。
元軍人宅は、豪邸ではないので、そんなに工夫はできないのですが、でも、家から逃げられちゃうとゲームオーバじゃないですか。だから、家から逃げられない。
それをうまいこと二転三転させ、さらにエラいえげつない秘密が明らかになるのですが、障害者を悪者にしても見ている人が罪悪感を感じないもう一つの装置は、おそらく少々誤解を恐れながらいうと、
性的な被害者となる女性
なのかなと思います。それをやっちゃあだめでしょう、となる。
まあ、ホラーの鑑賞後感としては、差し引きいつもの、という感じの作品かと思います。
子供達も「さほど怖くなかった」とのことでしたし。
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元軍人の全盲視覚障害者が大金を持っているという噂を聞きつけたコソ泥三人が、返り討ちにあうはなし。
なかなかうまいバランスで作られていて、いや、障害者を悪者にするのって、よっぽどうまくやらないと見ている人に不快感が残ってしまうことが多いので、映画ではトライする人が少ないんですよね(未見だけど、「おそいひと」は、うまくやっているのでしょうか)。
ひどい目にあうのはコソ泥なので、そこはクリアされているんですわ。見ている人たちは、ここには不快感を持たない。でも、コソ泥が抵抗する要素も必要なので、コソ泥にも三分の理があるという描写はあるのです。
元軍人宅は、豪邸ではないので、そんなに工夫はできないのですが、でも、家から逃げられちゃうとゲームオーバじゃないですか。だから、家から逃げられない。
それをうまいこと二転三転させ、さらにエラいえげつない秘密が明らかになるのですが、障害者を悪者にしても見ている人が罪悪感を感じないもう一つの装置は、おそらく少々誤解を恐れながらいうと、
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性的な被害者となる女性
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なのかなと思います。それをやっちゃあだめでしょう、となる。
まあ、ホラーの鑑賞後感としては、差し引きいつもの、という感じの作品かと思います。
子供達も「さほど怖くなかった」とのことでしたし。