アポロ18 Apollo 18

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監督:ゴンザロ・ロペス・ガレーゴ
出演:ウォーレン・クリスティ、ロイド・オーウェン、ライアン・ロビンス
時間:87分
公開:2011年
キャッチコピー:
人類が40年間、月に行かなくなった本当の理由とは?
NASAが隠し続けた最後のアポロ計画
ジャンル:
ホラーSF宇宙フェイク・ドキュメンタリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年10月31日 | 見た回数: 1回

この手のフェイク・ドキュメンタリータッチな感じの中ではそんなに悪くはないような気もするんですけど、なんとなく眠たかったりしたのだ。

緊張感のある密室空間だし、それはそれで眠さもある程度緩和できるような気もするんだけど、ほぼ静止画に近いような録画映像の中で、動くはずのないものが何故か動いてる些細な変化をみ続けているうちに、フッと意識を失ったりするんですよねー。
そんなにその日は眠かったのかなぁ。

月の南極(北極だっけ?)の現象も半分寝かけの状態ではイマイチぼんやりしてよくわかんなかったのだ。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

あの石がトランスフォームしてニョキニョキと足を出してきて、それに触れるか傷つけられるかすると、何らかの病原菌に感染して命を落とす。ということなの?
あるいは、あの石自体が体内に潜伏して、精神的にも肉体的にも汚染していく。ということなんだろうか?

隠しテキストはここまでです。

気分が乗ってりゃテーマ的にも嫌いじゃないし、陰謀説も盛り沢山に絡んでくるので、もうちょっと評価上がってたかもしれないんだけど、若干【イマイチ】よりだなぁ。

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年07月19日 | 見た回数: 1回

アポロ計画は17号までで終わっているのですが、終わった時期がちょっと印象的で、1972年。僕が生まれる2年前です。ポルノグラフィティの歌で、「アポロ」ってえのがあって、ちょうどそんな歌詞なんです。本作は、1974年のクリスマスの月面が舞台。奇しくも僕の誕生日。

ゴッド・アーミー/悪の天使」なんかでも書いてるけど、22章までしかないはずの黙示録の第23章が見つかる──みたいなんは、ひとつの物語類型なんですね。

アポロ計画以降、月面着陸ミッションがなくなったので、陰謀論*1好きの人たちは「なにか理由があるはず」と想像を膨らませてきたのですが、まあ、そういう映画。

Wikipediaによれば、NASAは協力を断ったのだそう(当然だが)ですが、作っている人たちはそれなりにNASA好きなのがわかる演出で、たとえば月面着陸時に手動に切り替えるあたりは、たしかアームストロング船長もやってて、それをやりたかったんだろうなあ、とかおもえる。

「実はソ連も月面着陸をしていた」というあたりはちょっと面白いのだけど、でも、根本的に陳腐な着想なんで、残念ながらさほど盛り上がらない。

まあ、こんなもんじゃないですかね。


  • *1 特に「月に重大な発見(生き物など)があったのをNASAは隠している」というようなやつ

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