ライアーゲーム -再生-

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監督:松山博昭
出演:松田翔太、多部未華子、芦田愛菜、江角マキコ
時間:131分
公開:2012年
キャッチコピー:
ようこそ、禁断の“イス取りゲーム”へ――
ジャンル:
サスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2013年03月21日 | 見た回数: 1回

いやー、話自体は前の映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」と同様、見てるこちらを巻き込みつつ、楽しい騙し合いが繰り広げられるので悪くはないんですね。今回は椅子取りゲームなんですが、だけど、チーム組んで、いかにそのチームを勝たせるか。個人的にはどっちかというと前作のほうが若干頭を使っていろいろ考えて楽しかったかな。という印象ですが、まぁ、悪くはない。形勢逆転の連続&最後にガラガラとひっくり返すさまも楽しめるし、今作の方が好きって人もいると思う。

ただ、この感想の歯切れが悪いのは登場人物の方でしょう。主人公の松田翔太くんは変わらずいいんですが、今回はまず、主人公のヒロインである多部未華子ちゃん。若干ウザイキャラっぽく感じるし、彼女に感情移入できるかというとこれまた微妙。
前作の戸田恵梨香さんのほうがはるかにキャラ立ちしているのは女優さんの実力なのか、演出の問題なのかはわかりませんが、なんだかんだであちらのほうがよく見えちゃう。

また、ライアーゲームの主催者側が江角マキコと芦田愛菜ちゃんなのですが、これまたビミョー。特に芦田愛菜ちゃんなんて子役のスタートしての地位を固めて、若干見飽きた頃に出たせいか、その可愛らしいキャラを封印してのCoolな演技。

が、超裏目!

抑えたトーンのセリフはいまいち聞き取りにくいし、表情も硬くてらしさ半減。そもそも今作に必要かといわれると、客寄せパンダでしかないと思われる。もったいない。いっそ彼女(芦田愛菜ちゃんね)をヒロインにして、子どもなのに頭のキレるプレーヤーとして出したほうがキャラ的にも映画的にも面白いもんが出来たんじゃないだろうか?

ということで、話としては悪くないんですが、キャラクターがなんとなく気に入らんなー。という超個人的な感想で評価はちと下がっちゃうかなー。

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