2回は見たと思う。まあ最初はハルがチェロやってるし、見てみようかって感じでしたけど、主役のロバート・ダウニーがよかったなぁくらいでした。チェロの先生にその話をすると、実は妹さんが同じ病気でバイオリンをやっているって聞いて、音楽がもつ力みたいなのを見たくなってもう一度チャレンジ。すると、精神的に焦点がさだまらない、というか、一定することができないナサニエルが唯一チェロを弾いているときに音の世界に浸透していくシーンが前回みたときとはちょっと違う感じに思えたのが印象的でした。

『北京バイオリン』、『シャイン』とか、と通じるところが多く、少々どきどきしながら見ていました。才能を活かすべきか、本人の幸せを大事にしてあげるべきか？

路上生活者で天才チェリストのナサニエルを取材するタイムズ誌のロペス曰く、「僕には、あんなに夢中になれるものがない」（たぶんこんなセリフだったと思う）
生活に恵まれていなくても、一途に生きている人には負けるなーと。私はデザインにそれだけ恋いこがれている？