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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年07月22日 | 見た回数: 1回
うちの母は、映画マニアでした。小さい頃は家には『スクリーン』という映画雑誌が転がっていて、たぶん役者のゴシップネタや新作映画情報なんかが載っていたのだと思います。その雑誌をきちんと読んだことはないのですが、本作の記事が印象的でした。
もちろん記事内容はぜんぜん覚えていませんが、ヘンなパンツでサウナから出てきたような風体の若い男性が威張っているような写真が載っています。もちろん当時の僕は「これは誰だろう」とも思いません。その写真の周囲にある悪趣味な造形物や人物、衣装だけが断片的に思い出されるだけです。
でも、今日、その半裸の男性が、「レオン」で主題歌を歌っていたスティングだということがとりあえずわかり、そのサウナ上がりみたいなシーンも見ることができました。
主人公のカイル・マクラクランは、「ヒドゥン」くらいしかぱっと思いつきませんが、こんなよくわからない映画をよく演じきったなあと思います。
* * *
非常に眠たい作品で、最高評価ははばかられるものの、いかにも「イレイザーヘッド」を撮った人の作品で、この独特の世界観がクセになる人がいるのはうなづけます。
サンドウォーム、超能力を持つ妹、音声兵器等々いわゆるSFらしいというより、なんだかファンタジー小説のような世界なのですが、僕も「エル・トポ」にハマっていた時代に見てたら、かなり傾倒していたような気がします。
というわけで、永年の宿題をやっつけてちょっと満足です。
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うちの母は、映画マニアでした。小さい頃は家には『スクリーン』という映画雑誌が転がっていて、たぶん役者のゴシップネタや新作映画情報なんかが載っていたのだと思います。その雑誌をきちんと読んだことはないのですが、本作の記事が印象的でした。
もちろん記事内容はぜんぜん覚えていませんが、ヘンなパンツでサウナから出てきたような風体の若い男性が威張っているような写真が載っています。もちろん当時の僕は「これは誰だろう」とも思いません。その写真の周囲にある悪趣味な造形物や人物、衣装だけが断片的に思い出されるだけです。
でも、今日、その半裸の男性が、「レオン」で主題歌を歌っていたスティングだということがとりあえずわかり、そのサウナ上がりみたいなシーンも見ることができました。
主人公のカイル・マクラクランは、「ヒドゥン」くらいしかぱっと思いつきませんが、こんなよくわからない映画をよく演じきったなあと思います。
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非常に眠たい作品で、最高評価ははばかられるものの、いかにも「イレイザーヘッド」を撮った人の作品で、この独特の世界観がクセになる人がいるのはうなづけます。
サンドウォーム、超能力を持つ妹、音声兵器等々いわゆるSFらしいというより、なんだかファンタジー小説のような世界なのですが、僕も「エル・トポ」にハマっていた時代に見てたら、かなり傾倒していたような気がします。
というわけで、永年の宿題をやっつけてちょっと満足です。