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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年02月05日 | 見た回数: 3回
フレンチなのになかなか。
さて、独身時代にボワーっと見たときは全く心に響かず、単館系っぽい作品だなー。くらいにしか思っていなかった今作ですが、改めて娘を持つ身になった上での視聴は違うだろう。ということで2度目の視聴。ポネットちゃんかわいーねー。とか、うちの娘に似ているぞ。とか言ったりしてみてました。焦点はあくまでポネットちゃん。彼女の悲しみとそこから現実を受け入れるまでの姿を淡々と見せてくれて・・・んー。起伏はそれほどなく、静かだ。 やはり死を扱う作品でありフランス映画ということなので、若干キリスト教などの宗教観が色濃く出てましたが、それもあまり気になりませんでした。それよりも大人の勝手さや子供らの残酷さの方が目につきました。まぁ、ともかく持ってかれる要素満載。冒頭の自動車の滑り台のシーンから始まり。嘘っこの呪文をひとりでこっそりいっぱい唱えてみたり、ママに逢いたくて泣きながらお墓の土を掘り返しているところなど、また、唐突なラストの「ママ」の登場についてはちょっとだけびっくりしましたが、それも作品自体をガックシさせるというでもなく、ただしみじみポネットちゃんの死(現実)を受け入れて行く姿が印象的でしたね。
ということで、なんだかんだでやっぱりもう一度見たくなったので、改めての視聴(今度は吹き替え版)。やはり子役の吹き替えはむつかしいなぁ。特に小さい子供のものだと、あえて赤ちゃん語っぽい部分をおりまぜることでなんだかちょっと違和感を感じてしまうんですよね。でも、それもさほど大きな影響を与えることもなく、許せる範囲。ストーリー的にもそうだし、ポネットちゃんがかわいかったことについては全く変わらないし、「なかなか」という評価もブレはなしです。見る人によって感じ方はぜんぜん違うでしょうがね。。
※それにしてもこの子当時4才だそうですよ。演技なのか、素の姿なのかもよく判断つかないのですがすごいなぁ。かたや大人であの演技力を見せつけてくれた「デビルマン」の主役たち。両者を例えるなら「月とスッポン」いや「天の川銀河と金魚のフン」と言ったところでしょうかね。
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フレンチなのになかなか。
さて、独身時代にボワーっと見たときは全く心に響かず、単館系っぽい作品だなー。くらいにしか思っていなかった今作ですが、改めて娘を持つ身になった上での視聴は違うだろう。ということで2度目の視聴。ポネットちゃんかわいーねー。とか、うちの娘に似ているぞ。とか言ったりしてみてました。焦点はあくまでポネットちゃん。彼女の悲しみとそこから現実を受け入れるまでの姿を淡々と見せてくれて・・・んー。起伏はそれほどなく、静かだ。
やはり死を扱う作品でありフランス映画ということなので、若干キリスト教などの宗教観が色濃く出てましたが、それもあまり気になりませんでした。それよりも大人の勝手さや子供らの残酷さの方が目につきました。まぁ、ともかく持ってかれる要素満載。冒頭の自動車の滑り台のシーンから始まり。嘘っこの呪文をひとりでこっそりいっぱい唱えてみたり、ママに逢いたくて泣きながらお墓の土を掘り返しているところなど、また、唐突なラストの「ママ」の登場についてはちょっとだけびっくりしましたが、それも作品自体をガックシさせるというでもなく、ただしみじみポネットちゃんの死(現実)を受け入れて行く姿が印象的でしたね。
ということで、なんだかんだでやっぱりもう一度見たくなったので、改めての視聴(今度は吹き替え版)。やはり子役の吹き替えはむつかしいなぁ。特に小さい子供のものだと、あえて赤ちゃん語っぽい部分をおりまぜることでなんだかちょっと違和感を感じてしまうんですよね。でも、それもさほど大きな影響を与えることもなく、許せる範囲。ストーリー的にもそうだし、ポネットちゃんがかわいかったことについては全く変わらないし、「なかなか」という評価もブレはなしです。見る人によって感じ方はぜんぜん違うでしょうがね。。
※それにしてもこの子当時4才だそうですよ。演技なのか、素の姿なのかもよく判断つかないのですがすごいなぁ。かたや大人であの演技力を見せつけてくれた「デビルマン」の主役たち。両者を例えるなら「月とスッポン」いや「天の川銀河と金魚のフン」と言ったところでしょうかね。