ウォーロード/男たちの誓い 投名状

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監督:ピーター・チャン
出演:ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武、シュー・ジンレイ、ウェイ・ツォンワン
時間:126分
公開:2009年
ジャンル:
歴史ものアドベンチャー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年07月08日 | 見た回数: 1回

歴史モノにしてはこの辺の知識がないもんで、どれくらいメジャーな話なのか。とかもよくわかんない。映画の中で京劇として演じられてたし、以外に有名な話なのかな?

さてさてそんな作品ですが、結構エグくてグロいシーンもある。基本的には義侠心とか友情とかその手の話なのでキムさんが書いているようにヤクザ映画のノリでしょうか。ただ、出来自体はよくって結構引き込まれる一本でした。
3人の友情とか、血の契りを交わした義兄弟とか、三国志もそうなんですが3という数字は縁起が良かったりするんでしょうかねー?
ということで主演はジェット・リー、アンディ・ラウ、タケシ・カネシロの3人。

ここ最近めっきりカンフーものばっか見てたせいか、ジェット・リーのあの変態的な身体能力を見るのは少なくってチョット物足りない。まぁ、最後に金城武をけちょんけちょんのボロンボロン。圧倒的な戦闘能力でのしちゃうあたりに片鱗は見えました。さすが!

一方でアンディ・ラウがなんか最近妙にかっちょいいなぁ。と感じるのですな。「インファナル・アフェア」を初めて見た時とかは、んー。トニー・レオンと比べると男前度が・・・などと思ったもんですが、改めて見ると違うかもしれません。

ん?タケシ・カネシロ?相変わらずです。本場の映画だとあのたどたどしいというかぎこちない日本語が聞けなくて残念ではありますが、それは映画の楽しむポイントとはちょっとずれてるのもわかってますしね。

もしかするとあの時代のことをもうちょっと知識仕入れてから見たらもっと楽しめたのかもしれません。太平天国の乱とかその辺もそうだしよくわかんないんですよ。とはいえ、重厚な出来でずっしり腹持ちの良い作品でした。

金 克美 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年10月02日 | 見た回数: 1回

レッドクリフに続く、中国戦国時代もの。いや、続いているのは金城武の中国戦国時代ものってことかな。
超壮大なスケールの「歴史もの」という印象が強かったレッド・クリフよりは、こちらは任侠ものというか、映画の原題の「投名状」(意味は義兄弟の契り、らしい)のままで、ジェット・リー、アンリィ・ラウ、金城武の義兄弟の絆を描いたもの。
長兄役のジェット・リーは、最近悪役が続いたせいか、行動のすみずみに「やっぱりこいつは腹黒いんやないやろうか」と疑わずにはおれなかったけど、金城武はあの百万ドルのイノセントな笑顔で、無邪気に兄たちを信じる末弟役がぴったり。

人情にうったえかける映画といえば、一昔前まではヤクザ映画が秀でていて、すっかり心酔した観客が映画館の帰り道には肩で風切って歩く、という現象がみられましたが、どれだけ人情に訴えかける映画でも、ウォーロードのあとはさすがにあのジェット・リーの動きはまねできひんものね。その辺にいまいちとっぷり浸れなさの原因があるのか???

戦国時代物にはつきものの、歴史的背景をよくわかっていないとストーリーについていくのが大変、という難点がなきにしもあらずだけど、ま、それがメインじゃないので、金城武のすてきな笑顔をただただながめてても価値ある一品でした。

注)となりに「これ誰?さっきの人はどうしたん?なんでこうなんの?」とかひたすら説明を求める人とは一緒に見ない方がいいよ。そういう質問が山ほどでる素質のある映画だから。(経験者)

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