幸せの1ページ Nim's Island
画像表示切り替え監督: | ジェニファー・フラケット;マーク・レヴィン |
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出演: | ジョディ・フォスター、アビゲイル・ブレスリン、ジェラルド・バトラー |
時間: | 126分 |
公開: | 2008年 |
キャッチコピー: 人生なんて、 たった1行で変えられる。 | |
ジャンル: ファミリー、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年03月29日 | 見た回数: 1回
金 克美 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年09月28日 | 見た回数: 1回
ジョディ・フォスターは好きな女優さんなのでほぼ全部みてますが、コメディははじめてじゃないかなぁ。ずっとむかしの「がんばれ!ベアーズ」とか「ダウンタウン物語」とか、10代のはじめ頃の映画は、コメディというよりファミリー映画(ってこんなジャンルあったっけ?)やから。
コメディって言っても、ジョディが子ども向けアドベンチャー小説の作家のくせに、実際はすごい潔癖性で家から一歩もでられない引きこもりの生活をしている、というギャップが面白いらしいけど、やっぱりあんまり引きこもりのようには見えないもの。
ストーリーや役者でみせるというよりも、この映画のみどころはなんといっても「島」そのものと、動物でした。
動物は、最近はCGなのか調教なのかわかんないくらいに技術が発展しましたが、こういう映画ばっかりみてると、動物と意思疎通ができて当たり前のように思ってしまう。
小さい頃からこんなのいっぱい見せて、子どもを動物愛護者に育てるのもひとつの手かも。
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年02月22日 | 見た回数: 1回
おもっていたより、ずっと幻想的な作りでした。僕も外出恐怖症の作家ということで、「恋愛小説家」のような話を想像していたのですが、まずそれが誤解。また、ジャケットではジョディ・フォスターが主役のように描かれていますが、主役はニムという少女で、このジャケットも誤解のもと。だからってつまらないという訳じゃないんですが、つまりは子供向けの話なんですね。
でべちゃんの感想が美しいので、もうあんまり重ねていうことはないんですが、妄想の冒険家はヒュー・ジャックマンか、メル・ギブソンにやってほしかったなートカ。
でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年02月13日 | 見た回数: 1回
予告編を見て、少し間の抜けた「かわいい」ジョディ・フォスターを期待していた。ちょうど物書きの役だし、「恋愛適齢期」のダイアン・キートンみたいになってくれると嬉しいなあと。結果、期待よりもさらに少しジョディ・フォスターがかわいかったので大満足。
同日に見た「デトロイト・メタル・シティ」がまあまあの下なら、こちらはまあまあの上。
絵本のような語り出しで始まり、
「むかしむかし、あるところに」
絵本のような唐突なハッピー・エンドでさらっと終わった。
「それからみんなで幸せに暮らしましたとさ」
尻切れトンボな感じはしたけど、子供向けの冒険譚を読んでいるようで楽しめました。
「幸せの1ページ」なんて邦題つけちゃって、最近流行の数字ものラブコメを気取ろうという魂胆がみえみえだけど、なかなか楽しめるファミリー映画だった分、残念感が増す。「Nim's Island」かわいいタイトルなんだけどなー、もったいない。ちなみに原作児童文学の邦題は「秘密の島のニム」でこれも良い訳なのに。
「引きこもりで潔癖症の冒険小説家」という設定に「恋愛小説家」の病的なジャック・ニコルソンみたいのを想像してたけど、こちらはさすが子供向け、さらっとかわいく、言われなかったら引きこもりだと気づかないくらい。大人の気持ちとしてはもう少しやってほしかったかな。意外とあっさり表に出ちゃうし。
いざ旅立つときのジョディ・フォスターのファッションが素敵だった。大きい赤い帽子欲しーい。
それほど期待はしてなかったのが良かったのかとっても面白かったのだ。
2時間強を感じさせない、とっても幸せな気分で負われたのですな。コー言うのはぜひ娘に見せたいぞ(もーちょい大きくなってからね)。
パパと娘の信頼感がとっても素敵だったなぁ。それにニム(主役だよ、主役の女の子)の頑張りがなんかグッと来ちゃうのだ。親ばかパパ目線からすると、正直もっとパパと娘のドタバタ部分やら交流やらを見たかったりもしたのですが、互いの信頼感は充分伝わってきたし必要十分なのかな?
主役クラスのジョディ・フォスターの扱いがジャケットとは異なり控えめでしたし、出しゃばり過ぎない感じも◎。かといっていらん存在かと言われると、いやいや、そんなことはない。パパと娘との間でいい感じのバランスで存在感を発揮してたし、このシーンいらんなぁ。ってのは特には感じなかったです。
と、いうわけで、まー下駄履いてる気もしなくもない(テーマ的にね)んですが、こーいうちっちゃい子が頑張ったり親子が仲良しだったりという作品は大好きなのだ。甘いけど「おすすめ」で。