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SF/ボディスナッチャー Invasion of the Body Snacthers
画像表示切り替え監督: | フィリップ・カウフマン |
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出演: | ドナルド・サザーランド、ブルック・アダムス、 |
時間: | 115分 |
公開: | 1978年 |
ジャンル: ホラー、SF |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2015年03月22日 | 見た回数: 未記入
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年12月07日 | 見た回数: 1回
何回、映画化されとんねん、というくらい映画化をされている作品ですが初見でした。ずっと見たかった映画なので、ついにまみえることができてうれしいです。
非常によくあるテーマ、「あなたの隣の人は、ほんとうに本人ですか?」というやつです。バリエーションは豊富で、そういうネタの映画は山のようにあります。
この映画は昔はよくホラーの棚に並んでいました。でも、アイデンティティを主張するかのように邦題には「SF/」を冠しています。見るとわかるのですが、ちっとも怖くはないのですが、やっぱり SF ホラーなんですね。「ああどうやって収拾を付けるんだろう」というネガティブ・スパイラル感があるつくりで、サヤ人間たちが、「キィー」っていうときの顔なんかも、印象に残ってよいかんじです。
誕生日にいい映画が見られてよかったね、のぐち。
睡眠はたっぷり足りているのに、睡魔と闘う必要がある映画でした。
スポックじゃない、タートルネックにジャケットのレナード・ニモイさんが見られます。
主人公マシューは「諦めるな、全滅させてやろう」というばかりで、問題を解決しようという試み(弱点を探そうとか騙し討ちしてやろうとか)は一切なく、とにかくひたすら逃げるばかり。人間がどんどん侵略されていく中で、浅はかに他人に頼って危ない目にあって、「絶対に諦めないぞ」と、それの繰り返しで。
衛生局勤めのひとで、研究施設とかに出入りできるはずの人なんですけどね…。特にその設定は生かされず。
こういう結末は藤子不二雄先生の短編「流血鬼」を思い出す。