アナイアレイション -全滅領域- ANNIHILATION
画像表示切り替え監督: | アレックス・ガーランド |
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出演: | ナタリー・ポートマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジーナ・ロドリゲス、テッサ・トンプソン、ツヴァ・ノヴォトニー |
時間: | 115分 |
公開: | 2018年 |
ジャンル: SF、アクション、ミステリー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年09月16日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年09月15日 | 見た回数: 1回
面白かった。ところどころわからない感じが多いぞ。こりゃもっかい見なければ。と思わせる出来でした。
なんか若干安っぽいSF感がある(「スカイライン -征服-」だとか「アトラクション -制圧-」だとか)日本語サブタイトル付き映画の一種。のわりにナタリー・ポートマンとか出てるのか。と思って見始めたんですが、「エクス・マキナ」の監督作品か。
監督作第1段の「エクス・マキナ」は純粋に怖いなー。よく出来てるなー。おすすめ間違いないけど、とにかく怖かった。でもやっぱりいつか多分もっかい見るだろうなあ。という一本。あれはちょっと印象的で、かつAI恐いのを刷り込むのに十分だったんですが、こちらはエイリアン?
確かに恐い。とにかく見てなんとなくわかってる範囲でしか考えられないんだけど、知らんうちに侵食されてる。やってることは通常の進化の過程と変わらないんじゃないか?じゃ?これは侵略でもなんでもない?
ラストでエイリアンの侵略?わからない。目的は?わからない。みたいな問答があるんだけど、そのあたりもやっぱり見直さないとしっくり落ち着かないかなー。
途中の過程の映像は美しく、ありえないくらいの色鮮やかさ。ただ、若干CG感があって、エクス・マキナの時のリアリティからは若干離れたかなー。ま、SF作品だしそんなのはどーでもいいんですがね。
あと、宇宙人侵略モノばっかり見てる僕からするともうちょっと落ち着いて色々考えさせられる作品だったので(バンバン撃ったり逃げたり襲われたりもするけど)、もしかすると「メッセージ」(←未見)に近いんだろうか??
というわけで、立て続けですがもっかい見る予定です。ひとまず何にしても面白かったのでおすすめー。
2度目。結果がわかってみるとこれはこれで、あー、あの反応はあれだからか。というような気づいてなかったつながりがわかってまた面白さがありました。
とはいえ相変わらずよくわからない部分は多く残ったままだったりするんですけどね。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
ぱっと思い起こすだけでも
・DNAに影響を与えて変容させていくにしても、それぞれの結果が違う(クローンができたり、シマーの一部として光の粒になったり、植物になったり、なんか変な触手みたいなのにかわったり。)のはなんで?
・一人が植物化していく過程がなぜ急に加速されて一瞬で植物化したのか?(←たぶん。映ってないけどいなくなっちゃったんで)とか。
・タトゥーが移植されていく・・・DNAが混在していっているから?後入れのタトゥーってDNAに影響を及ぼすの?よくわからんなー。
・本体が燃えたあと、なぜ、そのクローンであるケイン(偽物)の体調が良くなったの?
・本体が燃えたあと、DNAに変容をきたした他のせいぶつとかはどうなったの?
・ワニの体に鮫の歯って、そもそも混じり合うサメってあんな内陸にいるのか?(ま、シマーが灯台を中心に・・・ってことは海も含むんだけどね)
・ペプシマンみたいなのがクローン生成の過程で現れるけど、なんで左右対称なの?鏡に写すように生成しているの?DNAのコピーとはまた違うのか?(これも作中に水に入ったコップに映る反対になった手だとかいろいろそのへんの反射状態ってのは描かれてるんだけど)
・結局レナは本物?(←だと思うんだけど、瞳の虹彩が少なくとも本人に影響を与えてるのは確実だと思う。)
隠しテキストはここまでです。
ということで、2回目のほうが気づいた点もあったんですが、一方でわからなくなったところも増えて、困っちゃうなー。
いつかまた、見直したいなと思いますです。
追記:なんかシマーに入る前の女子5人並んでる姿がゴーストバスターズ(リブート版)っぽいな。