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石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2020年05月10日 | 見た回数: 1回
冒頭の9歳の子供が大人のギャングを出し抜いて逃げ切るという逃走シーンは素晴らしかった。ごく普通のこどもと思いきや何やねんこの身体能力と逃走技術。
これならそのまま9歳設定で復讐してしまえば・・・と思わせる出来。逆に言うと、そこから数年立って大人になったってのがもったいない。ちょっと前に見た「ハンナ」だとそこまで殺人マシーン感が出てなかったんですけど、こちらの身体能力があって、さらにはおとなになってからのアクションシーンやらがミックスされてればまずオススメにしちゃっただろうなぁ。惜しいなー。
いや、大人になってからのアクションシーンも悪くないんですよ。ごつい男性のギャングとガチで戦って勝てるわけではないんですけど(エージェント・マロリーの彼女じゃないし)、そもそもそこを回避して確実にボスだけを殺る侵入方法とかも悪くはないし、飼っているサメに食わせる。とか、犬に食わせるとかあるしちょっとエグかったりはするんですけど、暗殺方法もいい。 ラストの肉体アクションシーンでも、あぁ、タオルって強い。と勉強にもなりましたしね。
ただ、ジャーなんで9歳設定で・・・とか言うのか。 いやね、プロの暗殺者としてはちょっとあからさまに痕跡を残しすぎでアホっぽいんですね。技術的には素晴らしいし、いとこのおじさんには勉強して色々覚えなきゃ。と説得されて学んでるはずなのに、なぜあえて・・・? そらね、ブラフとして仇にプレッシャーをかけるというのもわかるんですけど、数年かけてあからさまなヒントを提供すりゃ、そら逆襲も喰らいますって。9歳設定ならそのへん含めても「いいではないか」と思ったりもするんですけどね。
ということで、アクションシーンの出来は悪くないし、それだけで基本的に僕の評価は高めなんですけど、やっぱりちょっとだけアホでもったいないなぁ。と思ったのと、あと、じゃー最近見てる映画と比較してそこまで良かったか。というと、まーこれくらいの評価かなと。 ただ、何も考えずにアクションシーンだけ捉えるといい出来でしたよ。
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冒頭の9歳の子供が大人のギャングを出し抜いて逃げ切るという逃走シーンは素晴らしかった。ごく普通のこどもと思いきや何やねんこの身体能力と逃走技術。
これならそのまま9歳設定で復讐してしまえば・・・と思わせる出来。逆に言うと、そこから数年立って大人になったってのがもったいない。ちょっと前に見た「ハンナ」だとそこまで殺人マシーン感が出てなかったんですけど、こちらの身体能力があって、さらにはおとなになってからのアクションシーンやらがミックスされてればまずオススメにしちゃっただろうなぁ。惜しいなー。
いや、大人になってからのアクションシーンも悪くないんですよ。ごつい男性のギャングとガチで戦って勝てるわけではないんですけど(エージェント・マロリーの彼女じゃないし)、そもそもそこを回避して確実にボスだけを殺る侵入方法とかも悪くはないし、飼っているサメに食わせる。とか、犬に食わせるとかあるしちょっとエグかったりはするんですけど、暗殺方法もいい。
ラストの肉体アクションシーンでも、あぁ、タオルって強い。と勉強にもなりましたしね。
ただ、ジャーなんで9歳設定で・・・とか言うのか。
いやね、プロの暗殺者としてはちょっとあからさまに痕跡を残しすぎでアホっぽいんですね。技術的には素晴らしいし、いとこのおじさんには勉強して色々覚えなきゃ。と説得されて学んでるはずなのに、なぜあえて・・・?
そらね、ブラフとして仇にプレッシャーをかけるというのもわかるんですけど、数年かけてあからさまなヒントを提供すりゃ、そら逆襲も喰らいますって。9歳設定ならそのへん含めても「いいではないか」と思ったりもするんですけどね。
ということで、アクションシーンの出来は悪くないし、それだけで基本的に僕の評価は高めなんですけど、やっぱりちょっとだけアホでもったいないなぁ。と思ったのと、あと、じゃー最近見てる映画と比較してそこまで良かったか。というと、まーこれくらいの評価かなと。
ただ、何も考えずにアクションシーンだけ捉えるといい出来でしたよ。