ファースト・マン FIRST MAN

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監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラー、コリー・ストール
時間:141分
公開:2019年
ジャンル:
伝記宇宙

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年02月16日 | 見た回数: 1回

宇宙開発の偉人ってことでは右に出る者はいない(といっては過言か)ニール・アームストロング船長。この伝記ということで前に見た「ガガーリン」よりも期待はしてました。
なんかガガーリンがスーパーマン過ぎたのに対してこちらはえらく人間臭くて欠点もたくさんあって本人っぽい(かどうかわからないけど)印象。空、いくら偉人でもにんげんだもの。

映画に関して言えば、どれくらい宇宙飛行士の大変か?だとかアームストロングってこんなヤツ。だとかを掘り下げたりするのには必要だったのかもしれないんだけどちょっと長い。ハイライトの月面着陸に至るまでにどれくらい苦労したかってのをこっちにも強いているような・・・。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

例えばジェミニ8号のパート。シートベルト閉まらへんけど、ナイフある?みたいなのを挟んで、え?切るの?と思わせときながら、かみ合わせのゴミをほじくるとか、なんかどっから入ったかわからないハエがいるような船で宇宙に飛び立つんだぜ。怖いだろ。とか、そんな大変さ、雑さ、怖さを改めて教えてくれてるというか何というか。

隠しテキストはここまでです。


まぁ、なんとなく宇宙飛行士=最新設備&スーパーマンの人類の頂点的なイメージがあるんで、そうは言っても昔はもっと雑いよー。と教えられたようなね。「月のひつじ」なんかもその辺の怖さがあったんですが、もうちょっとどんよりした雰囲気。失敗もすりゃ事故も起こる。

が、宇宙に出るパートはどんな作品でもやっぱ盛り上がるんだよなー。特になんだろ、アポロ11号のパートから一気に機器とかNASAのバックアップとかに安定感がでたように見えたのが不思議。発射から宇宙空間に出るところなんてえらく臨場感と言うのかな?があって、実際に乗ってる気分にもなれました。IMAXシアターとかで見てたらすごかったんかもしれへん。
で、例の「小さな一歩」これも散々見たことあるシーンなのに新鮮でちょっと感動的でした。

てなわけで、うん。いいね。長過ぎなけりゃもっと良かったのかもしれないけど、あれがないともうちょっと最後の盛り上がりが盛り上がりきらなかったのかなぁ。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年11月23日 | 見た回数: 1回

ペタリ。

これまでの宇宙開発ものとちょっと雰囲気違うなって思うのは、ニールのパーソナルな部分がけっこう光を当てられている演出かしら。

まあ、アメリカでは神格化というか、あまりに特別扱いされて、彼の床屋が切った髪の毛をオークションに出したりされたそうなので、「人間ニール・アームストロンング」を書きたかったのかなと思いました。

撮影の仕方がすごくって、もおグリーンバック使わずに、巨大半球スクリーンに背景を映しちゃって、撮影っていう一周回っちゃった感じ。コレを見られるので、メイキングも見ると楽しい映画です。

リンク

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