恋は雨上がりのように

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監督:永井聡
出演:小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、濱田マリ、戸次重幸、吉田羊
時間:111分
公開:2018年
キャッチコピー:
その人は、どしゃぶりの心に傘をくれた。

夢を失った17歳、夢を忘れた45歳。
ふたり、人生の雨宿り中――
ジャンル:
恋愛青春マンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年03月02日 | 見た回数: 1回

ヒロインは毎回僕が書く度に美人やねんけど「目つきが悪い目力印象的」と言ってる小松菜奈さん。ただ、そのポイントが逆に可愛らしさを際だたせるのか、基本的に作品は概ね高評価だったりしますな。(参照:「ぼくは明日 昨日のきみとデートする」)
お相手は45歳バツイチ子持ちの大泉洋。いや、なんだかんだでおじさんっぷり。僕と同い年ですね。スターのオーラはあると思うけどキラキラしてないおじさんっぷりもいいですな。

とまぁ、そんなこんなのマンガ原作の年の差キラキラ映画(*1)と思ってましたが・・・ん?ナンカチガウ!こちらが想定してたテーマにそれほど触れることなくエンディングまで・・・。

じゃ、どやねん?めちゃよかった!

いやね、前述のとおりでこちらも若干面白おかしく書こうという下心もあったんですけど、それが肩透かしにあい、なんか「おもてたんとちがう」とモヤモヤ終わることが多いんですけど、これは期待値がマイナスだったってのはあるのかもしれないけど面白かったんですよ。

スポ根ものに近いのかな?挫折して新しいものを見つけてそれなりに充実してるようにも見える中、ライバルが現れて・・・最終的に元の世界に戻っていくような感じ?スラムダンクのミッチーみたいなさ。

ラストのとこでのヒロインが復活の一歩踏み出すとことか、ヒロインがレースにエントリーしてるところを見つけたライバルがよろこび浮かれてるとことかかっちょよくってついついそこだけもっかい見直しちゃったくらい。

と、いうことでこれちょっとおすすめだなぁ。
少なくとも娘にゃキラキラど真ん中の単純な恋愛映画じゃなくって、「一見キラキラと見せかけてじつはこーいう熱いのを積極的に見せたいリスト」(*2)に入る一本でした。

※1:今までは胸キュン映画と結構書き続けてたんですが、どうも「キラキラ映画」なる呼び名(蔑称?)があるらしいので、なるべくそちらにおもねってみました。

※2:「ピンポン」「ちはやふる」とかね。スポ根ものばっかやん。ピンポンはキラキラじゃなくないか?と言われると・・・いや、そのとおりですがいいやんか。そのへんの細かいことはさ・・・。

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