パシフィック・リム: アップライジング PACIFIC RIM UPRISING
画像表示切り替え監督: | スティーヴン・S・デナイト |
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出演: | ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、菊地凛子、新田真剣佑、チャーリー・デイ |
時間: | 111分 |
公開: | 2018年 |
ジャンル: 怪獣、アクション |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2019年03月09日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年03月11日 | 見た回数: 1回
ダメだダメだ。という話ばっかり聞かされてるんで、どれほどのもんかと興味津々だったんですけど、ん?そんなに悪くない??
ダメな点はわかります。途中まで怪獣出てこないし、ロボット対決してみたりしてるし、世代が上がってスピード出せるようになったってのもあるけど重厚感も減った気がする。
この辺もトランスフォーマー感?
敵のボスの正体があれだったというストーリーもわからんくはないんだけど素直に噴火とかそんな自然現象とか、あるいはお馬鹿な人類がうっかり・・・みたいなので向こうとつながっちゃったほうが盛り上がったんじゃないだろうか?
結局やってることは同じやん。みたいになったとしても、ほれ、途切れてる期間にそれぞれの技術力がどれくらい上がったのかとか比べられるし、もう安心と油断してたらまさかの再び襲来!どうしよーーみたいなね。
でもでも、多くは言いますまい。たしかに1作目と比べると落ちはするし、トランスフォーマーとかぶってる感もなくはないんですけど、やっぱりあのテーマとでかいロボットがガツンガツンと地面を揺るがしながら戦ったりすると燃えるじゃないですか。日本が誇るジャイアントロボ、ガンダムも出てくるしね。
また、期待通りの前作以上のでかい怪獣もあらわれるし、その登場の仕方も(個人的には「新たな怪獣が現れた。カテゴリー・・・・6!!7!!!」みたいなのが良かったけど)ゴジラの敵の怪獣が変化した感じがあってま~許容範囲なんじゃなかろうか。
軽さ、明るさはさておき、期待値低かった分とっても楽しく見れましたよ。
最期のシーンのとおり、今度は地球側から攻めていく3作目を楽しみに待ってます。
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2018年10月21日 | 見た回数: 1回
うーん、体調ボロボロでみたせいだろうか。
あるいは、登場人物のステロタイプなアウトサイダー感に食傷していたからだろうか。
ぜんぜんノレませんでした。
ロボットものと括らなくても、物語の主人公って、優等生であることを忌避されることが多いのはよくわかっているのです。アウトローやドロップアウト組が主人公なことが多い。
で、そういったはぐれものが、実は優等生を凌ぐ構造って、たいへん多いものの、やり方次第なんかな。みてて面白くない時があり、本作はソレ。
イェーガーも怪獣もかっこいいと言えばいいのだけど、あの一作目のタンカーを引きずってきた時のような、「絵になるなあ」という感動も少なく、登場人物も絵もイマイチで、結果的に、イマイチな気持ちになってしまいました……。
各方面から大して見なくて良いと念押しされていたわけですが。
たしかに大して見なくても良いような作品ではあったけれども、片方でクソミソに罵るほど悪い出来でもなく。よくある大味な某ロボット映画程度には楽しめました。ジメジメいじけるわけでもなく、イチャイチャが鼻につくこともなく、偉大な親父の陰から逃れるために不良を働いていた主人公の演説でクライマックスだし、女の子の幼さも適切だし、前作のキャラの引き継ぎ方も悪くなかった。
ただ、何につけても、"あの"『パシフィック・リム』の2作めだっていうのがネックなだけ。これが『トランスフォーマー』の続編だったらだれも文句言わなかった気がする(言っちゃった)。なんならよくやったくらいの評価がもらえたかも。
そう、とにかく『トランスフォーマー』みたいな映画でした。丞二は『スパイキッズ』だって言ってたけど。
一体何が前作と違うのか、なんで『トランスフォーマー』みたいに見えるのかを知るために、すぐに1作めを見直しましたよ。ははーん、なるほどなるほど。こういう見せ方かー。すごい。面白い。カッコいい。
今作がなかったら『パシフィック・リム』に対して「うんまあ、面白いよね、っていうか男子好きだよね」くらいの評価で安定していたかも。というわけで、『パシフィック・リム』の評価をだだ上げしてくれる作品としては大変優秀でした(ヒドイ)。