ここから本文です
スイス・アーミー・マン Swiss Army Man
画像表示切り替え監督: | ダニエル・シャイナート, ダニエル・クワン |
---|---|
出演: | ダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ |
時間: | 97分 |
公開: | 2016年 |
キャッチコピー: 世界が絶賛した奇想天外な青春・サバイバル・アドベンチャー!! | |
ジャンル: コメディ、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: 判断保留 | 見た日: 2020年10月20日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年10月06日 | 見た回数: 1回
無人島に漂着した主人公の元に、サバイバルに便利な機能満載の死体が流れ着く……という触れ込みだけでも結構ユニークなんだけど、その死体がダニエル・ラドクリフだというメタ要素としても、興味のあった本作。
ジャンルも知らずにみたけど、たしかにいろいろ常軌を逸した便利さを発揮し、気色悪さもあるけど、ずいぶん笑わせてもらいました。
途中、ミシェル・ゴンドリー?……みたいなシーンもあって、不思議な浮遊感のある作品なんだけど、これは、ラストの不思議な決着とも噛み合っていて、まあ、ありかなーと。
ハリウッド映画漬けの当方としては、もうちょっとすっきりした解決だとわかりやすかったけど、まあいいかな、と。
なんだろう。面白いシーンもあるし発想もいいし、もうちょっと入り込めそうな作品ではあるんですけど、イマイチ理解しにくいというかなんというか。
さすがは十徳ナイフだけあって便利この上ないラドクリフくんなんて、次はこれができるか。あれができるか。と、見てるだけで楽しかったりするんですけど、んー単純にコメディかと言われると微妙に違う気がする。主人公と死体のそれぞれのやり取りは実は妄想なんじゃじゃないかと思ったりする、微妙な居心地の悪さ?イマイチ理解(共感はさておき)しにくい。
んー。寝不足?
で、それを踏まえてラストの人の中に入っていった時の挙動不審感?ただ、さらにはそれを逆手に取った最後の最後で・・・というなんとも落ち着かなくって不思議な感覚で見終えました。
ただ、ちょっと違うんだけど「プライマー」に通じる、わからんけどわかりそうな感じがあって、見終わってしばらくしてもやっぱりあれはどう、これはこう、と、思考を巡らせちゃうとこがあって、多分機会があればもっかい見るだろうなー。とは思います。
とりあえず久々の判断保留で。