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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年08月19日 | 見た回数: 1回
ラース・フォン・トリアー。ぼく、はからずも付き合い方がわかってきちゃったかんじだろうか。心の準備ができていないと、この作品もしんどかったかなあと思うのだけど、だいたい思った通りの展開だったので、辛さは少なかったし、考えながら見られた気がします。
こういうややこしめの監督作品を褒めるのって、なんだかバカ映画好きの教義に背くような背徳感があります。
床に線を引いただけのセットの面白さの誘目性が高いけど、アメリカの──というよりは、わりと普遍性のある閉鎖的な行き止まりの街をうまく描いていると思いました。
誰一人「自分に落ち度がある」とは考えない人たち。強姦でさえも、「お前が美しいから悪い」という正当化。
もしこれをグレースが赦し続ければ、かなり見てられない、気持ちの悪い映画で、赦さなければ、ラース・フォン・トリアーにしては、爽快感のある話になってしまう。
およそ3時間の長尺ものですが、結末は見てのお楽しみですかね。
「マンダレイ」は、続編だそうで、みるかどうか、考え中。
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ラース・フォン・トリアー。ぼく、はからずも付き合い方がわかってきちゃったかんじだろうか。心の準備ができていないと、この作品もしんどかったかなあと思うのだけど、だいたい思った通りの展開だったので、辛さは少なかったし、考えながら見られた気がします。
こういうややこしめの監督作品を褒めるのって、なんだかバカ映画好きの教義に背くような背徳感があります。
床に線を引いただけのセットの面白さの誘目性が高いけど、アメリカの──というよりは、わりと普遍性のある閉鎖的な行き止まりの街をうまく描いていると思いました。
誰一人「自分に落ち度がある」とは考えない人たち。強姦でさえも、「お前が美しいから悪い」という正当化。
もしこれをグレースが赦し続ければ、かなり見てられない、気持ちの悪い映画で、赦さなければ、ラース・フォン・トリアーにしては、爽快感のある話になってしまう。
およそ3時間の長尺ものですが、結末は見てのお楽しみですかね。
「マンダレイ」は、続編だそうで、みるかどうか、考え中。