「CUTIE HONEY -TEARS-」のスクラップぶりを堪能したあとですんで、普通の現代もの。できれば少女マンガっぽいの嫌だなー。ということで若干スポ根入ってるんじゃないかと期待のこの作品。原作は小説らしいんですが・・・

ただ、う、またしても彼女が主演か。売れてるなぁ。

んと、鳥人間コンテストを舞台にしたマイナー部活体験映画です。もう冒頭から理系を馬鹿にしたようなメガネネタを引っ張られて、開始５分で嫌になる・・・。
メインキャラの部長（イケメン、S系）もメガネ。まぁ、自転車乗り的なしゅっとした雰囲気持ってますが、鳥人間コンテストもいっぱい自転車を漕がなきゃいけないもんね。

ちなみに、鳥人間コンテスト、今でこそもうみなくなったしつまんないんですが子供の頃は大いに楽しませてもらったもんです。が、いつの間にか見なくなっていって、あと、琵琶湖も横断しちゃう勢いあってのもどっかで聞いたってのも大きかったのも。全然ダメな中、ちょっとでも遠くにとぼうってのが良かった（ので、そのまま真下にズドンもあり）んで余計にかな。

じゃ、なぜ今こんなの取り上げたのか・・・知らんわい。

てなわけで、身体能力半端ない女の子と、クローズかぶれな乙女チック男子がさんざん罵り合いながら飛ぶというごくごく普通の映画でした。ヒロインがどうあれもうちょっとダメダメだと思ってたんですが以外にふつー。

苦手意識の土屋太鳳ちゃんも、かわいいヒロイン役だとその意識が高まるんですけど、こーいうコメディエンヌ全開のガテン系だとそこまで抵抗はないということもわかりましたしね。

とはいえ、ダメなところもあって、所々に挟んでくる微妙な笑わせるためのツボが僕と微妙にずれてたので、そこはちょっとつらかった。ひこにゃんとかいらんよね。とか、轟次郎もいらんよね。とかね。
あと、コロコロチキチキペッパーズのナダルくんがちょくちょく出てくるんですが、それも流行りものとして使ったのかもしれませんが完全にいらんしね。

ということで、ネガティブ要素もなくはなかったんですが、ラストのフライトシーンでの会話も悪くなかったし、飛行機部の技術主任っぽい彼のり系っぽい感じも悪くはない。あと、ガッツリ恋愛ネタがなかったのも良かったのかもしれません。
あと、なんと言っても当初の期待がかなり低かったこともあり、思ってたより良かったですよ。