悪くはないんだけど、ちょっと物足りないというかまとめ方が雑いかなー。

グルーのパート、ルーシーと子どもたちのパート、ミニオンのパートそれぞれが別の話を展開していて、最終的にまとまってはくるもののまとまりきっていないというのが結論かな。

たとえばミニオンのパートはそれだけで成立してるし、グルーと双子の兄弟の話も悪いわけじゃない。ルーシー達の話もね。ただ、どうだろうか？泥棒稼業と子育て家業との両立。みたいな絶妙なバランスが合った1作めに比べると、どうしてもそれぞれが勝手に動いててぶつ切り感があるんですよねー。

あと、思ったこと。いつの間にやら「マダガスカル」のペンギンたちのように、グルーさんよりミニオンさんたちのほうが客を呼べるキャラになってるなぁ。USJでもそうだし、実際今作でも子どもたち（見に来てた館内の雰囲気）の食いつきもミニオンパートの方が良いように感じられました。

とはいえ、鶴瓶さんのグルーさんははまちゃんのシュレックのごとくしっくりくるんで、出来たらもういっちょ、グルーさんメインのグッと来る話を期待したいところですわ。