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ガガーリン 世界を変えた108分 GAGARIN: FIRST IN SPACE
画像表示切り替え監督: | パヴェル・パルホメンコ |
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出演: | ヤロスラフ・ジャルニン、ミハイル・フィリポフ、オルガ・イワノワ、ヴィクトール・プロスクリン、ナジェジダ・マルキナ |
時間: | 113分 |
公開: | 2013年 |
キャッチコピー: あなたの見たこの地球(ほし)は、 今も青く澄んだ光に包まれていますか。 | |
ジャンル: 伝記、宇宙、実話 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2022年02月07日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年11月18日 | 見た回数: 1回
よくできていたと思います。
旧ソ連の抑圧的な雰囲気、田舎と都会の格差、冷戦という背景。少々国威発揚的といえばそういえなくもないですが、わりと純然たる伝記映画としてまとまっていたと思います。
ガガーリンがたいへん好感の持てる人物で、能力的にも当然高かったと思うのですが、こんなに人格者だったんですかね。エンドテロップでも語られるのですが、晩年はあまり幸せでなかったようで、同じように有名なアームストロングもそうですが、急激な上り坂は人を不幸にするのかもしれませんね。
あの有名なセリフのシーンは、実は2つともない*1のですが、宇宙開発物が好きな人だったらオススメです。
- *1 「地球は青かった」と「神はいなかった」
「[ドリーム]」見た時と時代的にかぶるんで、なんとなく表面裏面みたいな感じもしなくもなかった。かたやロシアじゃ・・・みたいなね。
うーん。別段悪いわけじゃないんだけどチームで成し遂げた感があんまりないかなー。まぁ、伝記ものなのでどこまで改変したもんか。みたいなとこもあるけど「ドリーム」やら「アポロ13」の時のような、ヤッター。頑張ったー!という達成感がそこまで感じられなかったんだよなー。
あと、あまりにガガーリンがスーパーマン過ぎてなんか欠点ないんかい。もうちょっと庶民っぽさ、人間っぽさをプリーズ。と言いたくなっちゃう。このへんはロシア映画ゆえの国の偉人を悪く言えないなんかみたいなのがあるんかもしれないですけど、あまりにも完全無欠過ぎた気はしました。
宇宙空間で一人でなんとかしなきゃいけない状況ってのはなかなかに良かったですよ。あと、大気圏突入後の自分だけ放出(なるほど確かに、人を送って人が戻ってくるだけでよければ、人さえ確保できりゃ十分か。)してパラシュートで降りてくるとことかも面白かったです。