洋菓子店コアンドル

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監督:深川栄洋
出演:江口洋介、蒼井優、江口のりこ、尾上寛之、粟田麗
時間:125分
公開:2010年
キャッチコピー:
甘くない人生に、ときどきスイーツ。きっと幸せになれる。
ジャンル:
ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年10月10日 | 見た回数: 1回

よくある普通のスポ根(スポーツじゃないけど)ものでそんなに悪くはない。さらには、ケーキが美味しそうなんだ。これが。自分じゃ作れないのに、作ってみたくなっちゃいますしね。

冒頭こそ嫌なうざいキャラで、これが続くとどうしようか。などと不安にさせていた主人公の蒼井優ちゃんも、慣れ(←僕)と改心(←役どころ)とその他もろもろで兵器になりましたし、「うさぎドロップ」の時もチラッと書きましたが、だれでも娘に見えちゃう症候群な僕は今作でもその病気が発症しているので、ウンウン、がんばるのだぞ。と、やはり父親のような目線で見ていたものです。

ん?父親役の江口洋介?最近「ガイアの夜明け」な人としても割としっくり来るようになった彼ですが(前は役所広司だった)、相変わらずなかなかのカッチョ良い人で、さらに伝説のパティシエだそうですよ。好きな人にはたまんないんじゃないかなぁ。

ただ、最初の悪印象を持ち直したあたりで出てくる事件がちょっと。江口さんがトラウマになった(で、ケーキも作れなくなった)あのクダリがちょっと僕には重たすぎるのです。あれがあまりにもマイナス過ぎてガクンと気持ちが落ち込む次第。
その後、よくあるスポ根展開で再び持ち直したんですが、あれ、結構引きずっちゃって困ったもんです。やめて欲しかったなぁ。

ということで、最後は恒例のハッピーエンドっぽくて印象は良い作品です。が、えらく浮き沈みの激しい映画でした。はい。相対的にみてまぁ、普通ですかね。

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