これは面白かった。なんせアクションシーン満載で、香港映画の醍醐味が満載。冒頭から獅子舞バトルが気持ちを盛り上げてくれる。獅子舞ってあんなに危険でアクロバチックだったんですねぇ。お正月にやってるあれも出来る人がやればあんなにすごくなるもんかね。と。

全般的にお決まりのベタなコメディ要素も楽しめるし、強敵ユン・ピョウとの椅子を使ったバトルも楽しい。彼もやっぱり動ける人ですなー。全般的にジャッキーを圧倒してたし。

さらにはその遙か上を行くラスボス。動きが早くて、まるで早送りみたい（ほんとに早送りか？）。という半端なく強いんだなぁ。「ドランクモンキー 酔拳」のラスボスも大概でしたが、こちらはさらにスピードが加わった感じ。彼とユン・ピョウ戦も見てみたかったところですが、ほぼ片足でケチョンケチョンにジャッキーをやっつけちゃうし、他にこんな強い敵っていたかしら？ユン・ピョウでもほぼおんなじ感じでやられちゃうんだろうなぁ。と思っちゃう。

ラストはジャッキーの半端ない打たれ強さ＋最終的にはなんかドーピングというかなんというかな裏ワザで無敵化しちゃってなんとか倒すんですが、兎にも角にもあんなに手も足も出なかった戦い、久々に見たなぁ。

ところで、話の骨子である、同じ境遇にあったもう一人の子がなんかそこそこ強い割にキャラが弱くてあれだったかなぁ。4人でバトルしてくれりゃそれはそれで楽しかったろうに・・・。ジャッキーを嵌めていく前半こそ裏の主役でしたが、正直いらない子だったかも？