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パーフェクト・ストレンジャー PERFECT STRANGER
画像表示切り替え監督: | ジェームズ・フォーリー |
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出演: | ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ、ゲイリー・ドゥーダン |
時間: | 109分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: ラスト7分11秒、想像を遥かに超える"衝撃の真実"が明かされる | |
ジャンル: サスペンス、ミステリー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2012年09月27日 | 見た回数: 1回
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ブルース・ウィリスがでてるとは知りませんでした。なんとなくハル・ベリーの独壇場、セクシャル・ヴァイオレットなサスペンスという認識だけでしたならねー。
で、んじゃ出来や評価が上がったかというと、んなこともなく、いやーすいません。なんかつまんなかったっす。
最後のオチ自体は見事にミスリードされたし、オチ自体はホホウ。とは思ったんですが、それでも、あー、やられたなー。とか、おぉ、そうだったのか。とか、こりゃおじさん一本トラれたわい。みたいな事にもならなかったんですよね。
最後の最後で真実が語られて・・・「うん。で?」と。
なんででしょ?
これ、ラストの見せ方の問題と言うよりは、それに至るまでの話への引きこませの問題じゃないのかなぁ。とにかく、オチに至るまでの話がつまんない。というか引き込まれないというか。
犯人の分からない殺人事件が起こるなら、やっぱりその真犯人を追いかけたりするクダリである程度注意して見るだろう。とか思うんですが、今作に関しては犯人が誰か。とか別にどーとも思わないし、ブルースが犯人なのだ。という結果で最終的に落ち着いた(もう一捻りあるんですが)後半もやっぱりなんか別世界のニュースを見ている気分。「ブルース捕まったねー。ふーん。これで終わりかな?つまんなかったねー。お、続きあるよ。ふーん。実はそーいう落ちだったのですか。で?」という印象です。
せっかくブルース使ってんのに、それもなんかよーわからん立位置で、とにかくラストのネタを隠すために無理やり動いてる感じやったし、春・ベリーだって美人さんではあるとは思うんですけど、それでも特別注目して動向を追うみたいな気分にもならない。
兎にも角にもオチを隠すためのメインストーリーが全然ダメで、せっかくのオチまでつまんなくなった典型みたいな映画でした。オチ自体はたしかに悪くないし、騙されちゃったわですけど、やっぱり評価としては「残念」ですかねぇ。
「ユージュアル・サスペクツ」とか見たくなりました。たとえオチがわかっていてもね。