モテキ

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監督:大根仁
出演:森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子
時間:118分
公開:2011年
キャッチコピー:
恋が、攻めてきたッ!
ジャンル:
恋愛マンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2014年01月18日 | 見た回数: 1回

漫画は読んでないし、ドラマも見てないないないづくしなのですが、なるほど、結構楽しめましたよ。
どの辺が「モテキ」なのかはわかんなかったんですがね。真木よう子さんなんて全然モテ。とかその辺との絡みはないし、仲里依紗ちゃんだって、なんかおまけ程度で本編とは全く関係ないときたもんだ。うーむ。

が、まてまて。出てくる人出てくる人みんなに持てまくる。というのも変な話で、正味1人でも充分なのか、と思い至りました。宣伝がちょっと本編とずれてると行ったらいいのかな?
基本的には森山未來くん×長澤まさみちゃん(×おまけで麻生久美子さん)くらいな作品ですが、まずなんといってもこれについて書いておかねばなりますまい。

ヒロインが長澤まさみちゃん。いつも酷評して申し訳ない彼女なのですが、あれ?妙に可愛らしいじゃないか。下手にヒロインヒロインしてない女性を演じたほうが彼女も生きるんでしょうなぁ。ほれ、南ちゃんだとか余命系とか、そっち系の清純アイドル女優一直線だとついつい鼻につくというかなんというか。
その点ではなんだかひっさしぶりに長澤まさみちゃん、いいじゃないか。と思えた点で貴重な一本でしたかね。

あと、意外にちょうど僕らの音楽な感じの懐かしい曲からパフュームとかいまどきな曲までなかなかに気持ちのよい展開でした。

全体的には・・・んー。期待してたのとは違うけど、これはこれでありかなー。くらい。
どちらも低いラインからの期待値で、それよりは良かったなぁ。という「電車男」と若干オーバーラップしながら楽しく見れたと思いますよ。

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: | 見た回数: 1回

いま見ておいて良かった。

取り立てて興味はなかったものの、日本映画専門チャンネルの特集でやたら流していたCMが、元気で勢いがあってだんだん見てみようかなという気にさせられてしまった。

前半は森山未來くんの弾丸独白でぐいぐい盛り上がり、遠慮のない選曲と思いっきり音楽を聞かせる演出もこれみよがしで悪くなく(大江千里で撃沈)、いつも突っかかっている長澤まさみちゃんもこういうほよよんとした役が似合うよなあと納得したり、ナタリー編集部の雰囲気が妙にリアルだったり(そりゃそうか)なにがしかCM通り元気な展開で良かったんだけど。

後半はすっかり森山未來くんと長澤まさみちゃんのラブストーリーになってしまって、すっかりモテキでもなんでもなくて「うへぇ」とうんざりする。DVDジャケットや予告編で並列に扱われている4人の女性にモテてモテて…という展開を当然のように想定しているのに、長澤まさみに熱をあげる森山未來に恋い焦がれる麻生久美子…という図式で、他の二人はまるで脇役、恋愛対象にもならず。とくに麻生久美子さんのパートが痛々しくて。映画なので2時間の終わりがハッピーエンドでまとまるのに文句をつけるつもりはないけど、どうせならもっと「モテキ」すればいいのに。

とにかく劇中にいま(公開は2011年)ホットな要素を取り入れまくるので、twitterとかナタリーとかパフュームとかが「いま」の話題としてピンとくる新作の間に見ておいて良かったかなあとは思う。

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