エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? Enron: The Smartest Guys in the Room

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監督:アレックス・ギブニー
出演:元エンロン社員:ケン・レイ(元CEO) ジェフ・スキリング(元CEO) アンディ・ファストウ(元CFO)
時間:110分
公開:2005年
キャッチコピー:
今世紀最大の企業スキャンダルを暴く 衝撃のドキュメンタリー!!
ジャンル:
ドキュメンタリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年07月05日 | 見た回数: 1回

キャピタリズム マネーは踊る」と違って笑えるポイントは少ない(あれも少ないけど)。映画なんですが、NHKスペシャルの「マネー革命」を思い出しちゃったなぁ。あれはいい面ばかりだったように思うんですが。こちらは負の面が中心。

サブプライム問題とかリーマンショックほど日本じゃ知られてないんですが、あちらではそれなりにおっきな問題だったんかねぇ。
会計に関することってよくわからないし、金融工学というかいかに(実際に存在しない)お金を数字の上で増やしてゆくかってのも勉強不足で理解できていないんですが、動いてるお金の規模からすると相当の大企業の破綻なわけで、もっと知れわたっててもよかろうにねえ。
まあ、どっちかというとアメリカ国内の問題なだけに日本側にもさほど大それたニュースとして目に入らなかっただけなんかもしれませんな。WBSあたりなら当然流してたとは思うし。

どうなんかな。LTCMだったかな?あの破綻も大概でしたが、さすがに本場。動いている額が半端ないですな。相当頭のいい人らが行ってることなのになんでそーなるのか?あるいは頭がいいからこそ、一般社会の制御外のことまでできちゃうだけにその被害も尋常じゃないってことか?

何はともあれ、お金もうけのためにカリフォルニアで無理矢理計画停電を実施したり、山火事で電送線が切れて電力がストップするのを無邪気に喜んだり、うーむ。お金って怖いなぁ。と、しみじみ思ったもんです。エネルギーを握ってるってのがどれくらいの迫力をもつのかってのがわかりましたね。
また、何千万ドルの売上を誇る企業が一気に崩壊していくさまもなかなかに面白かったです。

というわけで、映画としては、うーん。面白かったのかわかりませんが、ドキュメンタリーとしては楽しめたんじゃないかと・・・

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