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キャピタリズム マネーは踊る CAPITALISM: A LOVE STORY
画像表示切り替え監督: | マイケル・ムーア |
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出演: | マイケル・ムーア |
時間: | 127分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: こんな世界に誰がした!? | |
ジャンル: ドキュメンタリー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年07月04日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年06月21日 | 見た回数: 1回
初マイケル・ムーア。
上記キャッチコピーの他に「たった二時間で小学生にもわかる世界同時大不況」と書いてあったのです。サブプライムローンとか、なんとなくわかるけど、説明してくれるのなら見てみよかいなと借りてきちゃったけど、んー、そういう訳ではないドキュメンタリーでした。
もろもろの告発は面白く、クライマックスにオバマのネタで盛り上げてくるあたり、面白いところもあるのですが、それほど説明的ではなかったかな。
でも、オバマになっても中東情勢等々、あんまりいいニュースがありませんねえ。魔法の杖の一振りで世界が変わると思っていた訳じゃないんだけど、ちょっと残念。
イマイチアピール度合いが低いかなぁ。普通に楽しめるドキュメンタリー映画、深刻な問題を笑いを交えつつ突っ込んでいく姿勢、そーいう彼自身、別段嫌いじゃないんですが、チョット物足りない?
「ボーリング・フォー・コロンバイン」の時はほれ、アメリカ銃社会なんて映画の中の世界で実際はどれくらいなのかなんてほぼゼロの知識だったわけですね。で、あれだったので、
「なるほど~。とにかく行くならアメリカじゃなくてカナダかね。」
とかそれなりに説得力を持って受け止めているんですが、今作の場合、この映画以上のことが現実で実際に浮き彫りになったってのもあるんでしょうかね。
日本ですらさんざんにNHKやらなんやらでサブプライムがどう。とか、金融工学がどう。とか貧富の格差がどうとかやってるわけですわ。ある程度の下地がある上で見てるってのが目新しさがちょっと減っちゃってルのが原因かも。
ドキュメンタリー映画の場合、どうしても深刻な問題を取り上げなきゃいけないわけで、それとともに説教臭かったり、気が重くなったりするのが多いんですが、そんな中で内容は理解しつつ、深刻にならずに見れるっていうのはポイントは高いところかな。「まあまあ」で。
追記:
何かと彼の映画では準主役級に活躍するブッシュ前大統領とかいい演技ですな。
追記2:
ゴールドマン・サックス怖い