▼メインメニュー
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年06月30日 | 見た回数: 1回
ふだんならさらりと流して気にもとめないことだけど、なぜか今日、大飯原発再稼働の前日に見てしまったがために、妙に感慨にふけってしまう。音楽の放送時間が規制されていた英国で、国民の半数がリスナーだった海賊放送局を政府がむりやりねじ伏せるおはなし。
映画が始まって5分とたたないうちにひらめいた最初のフレーズは「ハイフィディリティのジャック・ブラックのようなフィリップ・シーモア・ホフマンが見られる映画」。 それがあまりに冒頭だったので、そのうち状況は変わるだろうと思っていたら最後まで見ても「ハイフィディリティのジャック・ブラックのようなフィリップ・シーモア・ホフマンが見られる映画」だった。 ただ落ち着いて思い返せば、彼(ジャック・ブラック)のようではあったが、実際に彼が演じていたらきっとぐっと陳腐になっただろう。だから正しく言い換えるなら、「わたしはこんなジャック・ブラックが見たい」とフィリップ・シーモア・ホフマンに気づかされる映画、ってところでしょうか。ややこしー。
男ばかりの船上放送局が下品で口汚くてだらしなくても、映画そのものは品が良くて、これが英国っぽさなのかしらと思ったり。 お偉方の徹底ぶりも揺るぎがなくて良かった。船の上とは正反対のキリキリした世界があって、情に流されず断固として最後まで放送局を敵対視して、見事に廃止に追い込むんだけど、その愚かさが上手くコミカルにかかれてて憎めない。
すっきり爽やか。良いものを見た。今日は気分良く寝られそう。
JavaScriptが無効になっているため、このサイトの一部の機能について使えないものがあります。サイト設計上、JavaScriptが無効になっていても、必要な情報は得られるよう配慮しておりますが、「JavaScriptがオフになっていることで必要な情報が得られない」という場合はサイト管理者までお問い合わせください。
ふだんならさらりと流して気にもとめないことだけど、なぜか今日、大飯原発再稼働の前日に見てしまったがために、妙に感慨にふけってしまう。音楽の放送時間が規制されていた英国で、国民の半数がリスナーだった海賊放送局を政府がむりやりねじ伏せるおはなし。
映画が始まって5分とたたないうちにひらめいた最初のフレーズは「ハイフィディリティのジャック・ブラックのようなフィリップ・シーモア・ホフマンが見られる映画」。
それがあまりに冒頭だったので、そのうち状況は変わるだろうと思っていたら最後まで見ても「ハイフィディリティのジャック・ブラックのようなフィリップ・シーモア・ホフマンが見られる映画」だった。
ただ落ち着いて思い返せば、彼(ジャック・ブラック)のようではあったが、実際に彼が演じていたらきっとぐっと陳腐になっただろう。だから正しく言い換えるなら、「わたしはこんなジャック・ブラックが見たい」とフィリップ・シーモア・ホフマンに気づかされる映画、ってところでしょうか。ややこしー。
男ばかりの船上放送局が下品で口汚くてだらしなくても、映画そのものは品が良くて、これが英国っぽさなのかしらと思ったり。
お偉方の徹底ぶりも揺るぎがなくて良かった。船の上とは正反対のキリキリした世界があって、情に流されず断固として最後まで放送局を敵対視して、見事に廃止に追い込むんだけど、その愚かさが上手くコミカルにかかれてて憎めない。
すっきり爽やか。良いものを見た。今日は気分良く寝られそう。